本当に誰でも泣ける
その謳い文句に半ば踊らされつつ、安価なのでつい購入。
そして読んでみると、その中身に驚愕。
普通は大げさな表現で宣伝するのは当たり前なんだけど、この本は過少評価してる。
いやマジで読み出してモノの数分でマジ涙が出ました。
文句なしでお勧めすべき本だと思う。
しかもこの値段でこのボリュームはすごい。
良い買い物をしたと思います。
「ビンカン選手権 in 韓国」 リー・フェス登場です(笑)。
「見てない!!」という人は、絶対見た方がいいです!!
そして特典映像は「ビンカン選手権in韓国」の「大反省会」です。 リー・フェス再登場。
本当はもっと書きたいことがありますが、ネタばらしになるといけないので。 買って損のない一枚、というか「大反省会」を見たければ買うしかないです。
おすすめの1枚です。
有田のファンなので、高かったけど大人買いしました。
ひいき目もあるが、すごく気に入りました。
レンタルでぱぱっと見ると、「なんだかな」で終わるかもしれない。
ゆるいですから、ぼーっと見ているのに適します。ほかのことしながら、ずっと流していたりします。私にはほどよいゆるさです。
有田監督作品、というのがすでにギャグで、これは映画ではないんですね。
映画のジャンルで使い古されたバックステージもののようで、でも映画じゃない。
シチュエーションコメディ、というとまた映画になっちゃうが、コメディでもない。なにしろ本人たちが何度も吹いちゃうわけですから。
内容紹介をよく読めば、ちゃんと「バラエティ」と書いてある。
有田演出によるシチュエーションバラエティというか。要はムチャブリと同じです。
「きちんと作っていない」ところに狙いがあるわけで。
つまりは、「お笑い芸人が映画をつくる」という風潮を素材にした「お笑い」です。
有田を含めた芸人たちがここでしているのは、「演技をしている、というふり(演技)」ですね。
それによって、かえって「素の芸人」の面白さ(あるいは、面白くなさ)がでる。ムチャブリなどでも一貫している有田の方法論です。
手が込んでいるのは、本当に演技している人が混じっていること。有田自身も、6割がたは「本当に演技」して、この作品の仕掛けを支えている。
普通の映画に、少しだけイロモノ的に芸人が混じることがありますね。あの構図を逆転して、映画をバラエティ化したと考えてもいい。
リアルをきちんと作るのが映画だとすれば、きちんと作らないことでリアルになる、という有田の考え方でできた作品。虚構であることをを相対化する手法も含めて映画という作りものには飽きた、という人には、面白かったりするんじゃないでしょうか。
芸人たちも、有田の方法論を理解して、それぞれ健闘しています。とくに上巻最初の矢作と最後の山崎、下巻の上田と大竹がよく、トリの伊集院が最高。もう一度言う、伊集院最高!
残念ながら中巻はやや弱い。清水ミチコの芸人としての実力はこのなかでも最上級だと思いますが、有田の方法論にはなじまないようです。劇団ひとりの怪演は見せるが、これもなんだか違うと思わせる。ピンでやってる実力派は、スキがないぶん、有田流が活きないのだろうか。堀内健のスベリは有田の狙いどおりだと思うが、最大の不満は、有田に水をかけるべきところで躊躇すること。現実の力関係が出てしまった? でも、そこがいちばん緊張感が走る場面だったりする。
この長さもギャグだけど、飽きさせない編集・構成でうまくいっています。
NTTナビスペースが行ったアンケートをまとめている。 地域や年齢、性別による分布がわかるので、脱・井の中の蛙に 役立つだろう。
くりぃむしちゅーの二人の対談形式でどういう場合に使える護身術かを説明してくれるのですが、そのテンポの良さはテレビでの二人の掛け合いそのもの、護身術自信も『そりゃ無理だろ!』ってものから『………つ、使えないかな?ダメかな?』と一瞬本気で使えないかと考えるようなものまで色々。 でもその護身術を使う前に、二人の対談を読んで使われる側の人間にならないようにしよう!と、考えちゃう1冊。 久しぶりに読書で声を立てて笑いました。
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