この本んを読んでの最初の感想。「ずるくて凶暴なチビが、隣に住んでる」ロシアから見ると、日本ってそんなふうに見えるかもしれん。近代以降、日本とロシアは4回戦争をしてる。日露戦争。シベリア出兵。ノモンハン事件。第二次世界大戦。この中で、日本が一番カッコ悪いのは、シベリア出兵ですね。ロシアが戦争と革命でアップアップしてる最中、火事場泥棒をしようとした。隣に住んでいる凶暴なチビが、難癖をつけ、勝手に攻めてきてた。が、第二次世界大戦でそれを取り返し、現在は、ようやく本来の状況に戻っている。…みたいな感覚ですな。なるほど。筆者は当然日本人ですが、感情に流されることなく、わかりやすい筆致で、北方領土の歴史を解説してくれてます。資料も豊富で、アジテーションはほとんどなく、冷静沈着。良書です。この方によると、日本とロシアは、現在、近来まれに見る良好な状態だそうです。だから、北方領土問題を解決するチャンスなんだそうです。ロシアと日本の間にある相互不信を、まず拭い去ることが先、とも書いてある。というより、領土問題の前に、それを解決しないとダメだと。確かに、領土問題って、国際的「ご近所とのトラブル」。お互いに、思い出したくない過去を思い出しては腹を立てる。殴ったことは忘れるけど、殴られたことは忘れない。で、いつか仕返ししてやろうと思う。ケンカで勝てなくても、札束で相手のホッペタをひっぱたいてやろう、みたいな。でもねー、それだといつまでたっても解決しない。「二島返還」⇒「四島一括返還」⇒「領土問題は存在しない」の回答を、えんえんと繰り返すだけになります。こういう本が出てきて、きちんと読まれることが大事。それが現代人の知性、とゆうものではないかしら。だってもう、われわれは、ケンカしないで解決しなくてはならないのだから。ロシアでも書かれればいいのにね。「日本から見た北方領土問題」。読まれるかなぁ。ついでに、尖閣諸島の問題も、誰かが書いてくれないかな。「中国から見た尖閣諸島」。やっぱり日本は、「ずるくて凶暴なチビが、隣に住んでる」と見られるのかしらん。
北方領土返還交渉を含め外交の一端を垣間見れるという点で、非常に興味深い。本書は、実際に返還交渉に携わった東郷氏の著作ということで、当時の外交の息遣いが伝わってくるようである。本書から学ぶことは、難しい交渉ほど、交渉相手との信頼関係構築が重要なことということです。これは外交以外にも適用できる基本だと感じました。この信頼関係を根底から崩す発言をした田中元外務大臣は、一体どういう意図があったのか。本書でも述べられるように、田中元外務大臣は、政治的な「勘」が鋭いとのこと。それだけにどういう「勘」が働いた結果の行動だったのか。興味が尽きません。
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