トラップで人を倒すゲームです。トラップを開発し、トラップの配置や、戦闘する舞台にあるオブジェや地形を利用し、連鎖していくと、コンボという形でつながり、点数も高くなります。音楽も結構、個人的には悲壮感があらわれていて美しいと思います。グラフィックはちょっと今見ると粗い方ですが、このゲームは忙しいので、やっている内に気にならなくなる程度だと思います。そしてお得なマルチシナリオ、エンディングです。あと、私はよく3D酔いする方ですが、影牢では、酔いませんでした。3Dタイプのものは酔うものが多いのであまり手が出せませんでしたが、嬉しかったです。以下はネタバレを含むので、気になる方は読まないで下さい。ストーリーは単純ですが、しっかりしています。人をトラップに、というのはかなり残酷なものです。でも人を消す、というのは、最近のゲームでは珍しくなくなったので、気にしなくなった人も多いと思います。その中で、この刻命館シリーズの良い所は、人を消すという事は、それなりの代償があるものなのだという事が貫かれている気がします。それが、生きる為だとしても、だまされていたとしても。
宮部みゆきの手になる江戸の市井を舞台にした短編集。題名にもあるように、今回は怪奇小説の作品集になっている。とはいえ、単に怖がらせよう、背筋が寒くなるといった突き放した内容ではなく、読後、人情や情愛、人生といったことに深い思いを感じる、心のひだに触れるような印象深い作品が多く、正に珠玉の作品集になっている。 断絶した商家の番頭が語る一家の最期の真実(「影牢」)、商家に奉公にあがった口をきけない少年が納戸の奥に首だけの女の絵を見つけた(「女の首」)、急死した姉の後を継いだ幼い妹が経験する奉公先の秘密(「布団部屋」)、義母が若妻に語り残した鬼の話(「安達家の鬼」)、奉公の女が差配人の家で出会った女の正体は?(「時雨鬼」)などなど9編が収められている。 もともと宮部江戸もの短編は読みやすく外れが少ないが、怪奇小説というテーマのもとにここまで多様な物語を見せてくれるのは見事。背中にちょっとピリピリした怖さを味わいながら読んでいくのも読書の醍醐味でしょう。お勧め。
正直綺麗になったって感想しかない。 罠が少ない、トレーニングない、ローリング、その場振り向きもない、エキスパートモードもない。 なんかないない尽くしだ。 個人的には蒼魔灯の罠の多さ、影牢の様な善悪感情のない主人公が良かった。 ダークイリュージョンは8つは少ない。もう少し欲しかった。 いい点といえば部屋の既設トラップが大幅に増えた事か。 そこそこ楽しめはするので、星3つ。
「パーフェクトガイド」と銘打つだけあって、隠し罠を含む全ての罠のデータ、サイドストーリーやサバイバルモードに登場する全ての敵のデータ等、先に発売された「マスターガイド」に掲載されていなかったデータが多数収録されています。 ただ、攻略に役に立つのかといえば別の問題で、トラップバトルの特性を効果範囲などの図を交えて懇切丁寧に解説していた「マスターガイド」のほうがやり込んでいない方には役立つと思います。 読んでいて面白い記述も少ないし、裏情報や開発者の声が聞けるわけでもない、写真等のビジュアル面でもイマイチぱっとしないなど、少々期待はずれと言わざるを得ない一冊です。データブックとしてはパーフェクトなのかもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもないですね。
もともとが「人を罠にはめて殺す」のが目的のゲームなので、現実と区別できる大人(?)向けなのだが、自分は大のお気に入りであった。 そこでこのCDも購入した。非常に楽しめる。ゲーム中の場面がよみがえり、プレイ中の緊張感も味わうことができる。いまだに車の中で時々聞く(笑)。 意外に楽しめたのが、ジャケットに付いている各曲の解説。わずか数行の短いコメントではあるが、作曲者の苦労や事情が窺えておもしろかった。 それにしてもよくこれだけたくさんダークな音楽を作ったものだ、と感心してしまう。続編もあるが、この作品が一押し。最初に収録されたテーマソングを歌う水野さんが音痴に聞こえるのはご愛敬。
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