「元タカラジェンヌのヌード」というフレーズで話題になった作品でしたが、その名に恥じない出来映えでした。水沢梨香さんの美しさに驚き!整った乳房、丸みを帯びたお尻などまさにタカラジェンヌに相応しい存在。全体的な演出もその美しさを引き出していて見事の一言。決して嫌らしくなく、自然体に仕上がっていてグッド!美しいな越えて、「綺麗!」と言わんばかりの仕上がりです。まさに五つ星!まだ見た事のない人は是非見て下さい。
歌手デビュー第一弾は、ブルーハーツの「ラブレター」でしたが、つづく第二弾である本作は、「雅夢」の1980年のヒット曲です。 この2作を聞けば皆さんが、こう思うことでしょう。 ―― 白羽玲子さんにはぜひ、この、男性による元歌を女性らしく謡いあげ、歌詞とメロディーのすばらしさを再認識させてくれる、そして、こんな謡い方もあったのだと気付かせてくれる、そういったスタイルでどんどんカバー曲をリリースしていってほしい。 ―― そして、アルバムの発売にも期待がさらに高まる、そんな作品です。
やはりこの作品は「来訪者」に尽きるのだと思う。
放映時もこの回だけはTVの前でくいいるように見てしまった。
ラストの青木のモノローグがそのままこの作品のテーマなのだろうか。
視聴後は重苦しい気分で、いろいろ考え込んでしまった。
ヘリの操縦席で青木にダブる鈴木の横顔は、輝くようにやさしくてあたたかくて、悲しくて、何度見返しても胸がズキンと痛む。
容姿や性格が似ているだけでなく、図らずも鈴木と同じ行動―危険を顧みず薪さんを守ろうとする―をしてしまう青木。身代わりではないのだとわかっていても二人を重ねずにはいられない。
それは薪さんにとって救いであり、苦悩の始まりでもあるのだろう。
そしてこれ以降、なんとなく本編と違和感のあったエンディングが心に浸みるようになった。
難を言えばちょっと説明不足のような気がしたので、できればもっと時間をとってじっくり描いて欲しかった。それと、作画がいまいち。
それにしてもじっくり見ると突っ込みどころの多い作品だ。特にオリジナル部分。
薪さんて研究部門のけっこう偉い人なのに、なんで現場の最前線でパシリをやらされているのだろう。
ピザやら赤ん坊の紙オムツ(たぶん)やら胸にかかえて運ぶ姿は、ああ、アニメの薪さんだな〜と嬉しくなってしまうのだけど。
と思ったら、ライオン。
ご主人に恋するシーザー(ライオン)がヒロインです。
カラーページがちょっとあって、そこのシーザーはカッコいいです。じーっと見ちゃうほど、すごいです。
お話は三つ入ってます。未収録の話を読みたかったので、買いました。
トングのはなしも良いですが、一話目が好きです。
弱虫ライオンじゃなく、やさしい考えるライオンだといえる坊ちゃんがすばらしい。シーザーの表情が笑えます。
この、アニメ化された「秘密」は、ターゲットを大きく広げた良質の作品だと思う。 原作ファンにはたいした悪評だが、そっぽをむくほどではないだろう。 どちらかというと大人向けのシックな絵柄と色彩設計ではあるが、 だからこそ、昨今のアニメの、いわゆる萌えキャラに食傷しまくっている私には心地いい。
原作の猟奇度の高さがTVコードに引っかかるのは与件。 アニメオリジナルの事件がおよそ半数を占めるので、原作の読者にも次が楽しみになる。(私は原作をメロディで読んでいます)
原作を忠実に再現することだけがアニメ化の至上命題ではない。 アニメ作家の仕事は、よいアニメ作品を作ること。 それはなしおおせているのではないか。 できれば前半の薪さんの顔は差し替えてもらいたいが我慢しよう。絵柄も崩れていないし(これは相当重要)。
音楽の評判はよくないようだが、中盤あたりによくつかわれる、不思議なモノフォニックのメロディは、少なくとも映像作品のBGMではめったに聞かれない興味深いものだった。
全く原作を読まなくても26話を見ただけでカタルシスのそれなりに得られる、つまりアニメだけで完結した世界を描いているところは、昨今の、裏設定や原作や関連本や解説など読まないとわからない作りのアニメの多いなかで、非常によい光を放つ作品だと思う。 ただし、そのために話が非常に浅くなっている点は大きな欠点として記しておきたい。人間の脳のひいては心の、計り知れない深さを垣間見るような「得体の知れなさ」が原作にはほのかに香っていたが、それが、科学と人間の欲ですっぱりと割り切られていたところは残念である。
(ミクシィに長文を書いたものから結論部分だけ再構成して再掲載しました)
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