細かい部分ではツッコミ所もあるが、全体としてはゲーム中の情報をよく整理できている。テキスト主体の設定資料集であり、ビジュアル的な要素を追求する方にはあまりお薦めできない。テキストはなかなか読ませるレベルだが、全体としてやや冗長であり、量に比して情報密度が低い感は否めなかった。
とは言え、設定資料集としての完成度は問題なく高いので、手許に気軽に開ける設定資料集を求める方にはお薦め。
もっと絵が見たかった。 シナリオ重視のタイトルとはいえ、 ほんのほとんどが解説なのはいかがかと。 インタビューや、ガイドはそれなりに楽しめる。
まず、マップが非常にキレイな3Dで描かれていました。見やすかったと思います。でも、もう少し大きく書いてあれば尚良かったと思います。
キャラクター別に、どういう能力があるのかとか、清澄の仕方とか、色々なデータが書いてあって良いと思います。
色んなアドバイスが載っているので、「RPG苦手なの〜」と言う方には是非オススメです。
得意な方には不要かもしれませんが、早くクリアできてイイかもしれませんね。
光田康典さん作曲の音楽だが、ゼノギアス、クロノクロスなどと印象の違う曲に仕上がっている。
好みは分かれると思うが、こちらはオーケストラを駆使してゼノサーガの映像にあった音楽を提供している。
(ゼノサーガ・エピソード1は2001年に発売されたが、映像はS2の中でもかなり多い)
美しい曲が多く、Battle、Last Battleといった戦闘曲もこれまでのゲームにはない音色を奏でている。
ゲームを最後までクリアした人なら音楽を聴いているだけでゼノサーガ1の世界を追憶できるできるだろう。
ジョアンヌ・ホッグ氏の歌う2曲のテーマソングもゲームファンならずともぜひ聴いていただきたい美しい曲である。
モノリスソフトは「バテンカイトスシリーズ」でも見られるようにゲームサウンドには定評がある。
ゲームミュージックが好きな人なら、このCDは間違いなくお買い得な1枚である。
新版が発売されているが、こちらでしか聴けないバージョンもあるので安易に売らない方がいいかも。
個人的には買ってよかったと思える一枚で、ゼノサーガ2、3も光田さんに作曲してほしかったほど何度も聴き返した。
静かで優雅な曲から力強く壮大な曲まで幅広く収められているので、ぜひ一度聴いてみていただきたい。
2001年発売の作品ですので他の2作と比べるとグラフィックが劣りますが、映像と音楽の一致はかなり秀逸です。 CGなどの出来はファミ通の評価に比べてかなり落胆しましたが、音楽は本当に美しいです。 作曲はゼノギアス、クロノクロスなどを手がけた光田康典氏で、世界観にとてもよく合っています。 (エピソード2、エピソード3は梶浦由紀さんが作曲されています) ムービーのボリュームは7時間以上とPS2作品の中でもかなり多い部類に入ります。 (ムービーをスキップすることができるので2周目をするときは助かります) 戦闘システムはゼノギアスに似ていますがエイグス(ロボット)は予想以上に使えません。 難解な専門用語が多く、理解不能になることもしばしば感じることがあるかと思います。 それでもミステリアスで重厚なストーリーの雰囲気を味わえることができ、十分に楽しめる良作RPGです。 (シナリオ自体は悪くなく、最後にゼノギアスのエンディングも歌ったJoanne Hogg氏の曲が2曲入るのがいい感じです) ニンテンドーDSでエピソード1、2がまとめて遊べますが、ムービーで話を追いたいという方におすすめします。 (注:6年前のムービーということを考慮して見てください。FFなどと同質の物を期待するとがっかりするかもしれません。最後に、ムービーは本当に長いです。)
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