誰が選曲したか知りませんが、大変センスの良いラインナップです。特に前半。
ともすればファミリー・懐かし・キッズアニメ寄りになりがちなアニメソング集においては異彩さえ放つ、若い選曲。
全曲知っているよという方よりも、この時代のアニソンに触れ直したい方にオススメ。
明るい曲調でまとめられているので、知らない曲があっても連続で楽しめます。
…プロゴルファー猿とビリ犬を収録しておいて、ウルトラBだけ省かれたのは個人的に不満ですがw
90年代にアニメ化もされブームを巻き起こした「きん注」の復刻版です。
牛やブタさん、ニワトリや猫が普通に人間と共に学ぶ新田舎ノ中学での
学園生活を描いたギャグ漫画。とにかくはちゃめちゃで楽しいです。
この3巻には都会ノ学園との演劇対決の話が収録されてますが、千歳と
わぴこ達が団結し頑張る様がギャグを交えながらもしっかり描かれていて
なかなか熱い展開を見せます(とはいえ終始お気楽ムードですが)
作品全体に流れるのんびりした空気は、妙にリアルばかりを追求する
今の漫画では見られない優しさを感じます。ライバル関係や淡いロマンス
も良い意味で子供らしさがあり、小さな子にも安心して勧められるものです。
一息ついて、ほっこりしたい時に最適な漫画です。
1980年代後半となると、「アニメソング」が子供だけのものでなくなり、ポップス志向が強くなる。また若手アイドルの登竜門としてアニメソングが使われた時期でもある。「子供向け」のコロムビアよりも、キング、ビクター、東芝などが元気のあった時代だった。だから収録曲も、「当時のアニメのメインストリームを揃えた作品」のものではない(セーラームーンはメインストリームになるが)。そういう意味では、この時代を思い出すというよりも、こんな曲・こんな作品があったという発見を重視するべきかもしれない。御大・水木一郎のバブリーなデュエット曲「夜の銀ギツネとタヌキ」は必聴。
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