僕からしたら今回のDVDは「ヴァイオリンサミット2006」に次ぐぐらい非常に完成度の高いセッションライブだと思います。 ロックあり、クラシックあり、ポップあり・・・とよくもまぁ、一回のライブでこんなに色々な世界を作り出せたものです、まさに圧巻。 恐らく葉加瀬太郎のモチベーションは「皆、仲良く弾きたい」というもので、演奏者の弾く曲目数がまちまちではありますが全体的にイーブンなんです。 最後は嫌いな人が珍しい程の名曲情熱大陸をオールスター・キャストで弾きます。 あーあ、あの舞台に立てているのが羨ましくなっちゃうなぁw
とにかく楽しめる一枚です。
同じバイオリンでも、弾く人によって、ジャンルによって、
こんなに違うものなのかとびっくりします。
それに、
演奏中に、葉加瀬太郎と女性バイオリニストの視線が合って、にっこり微笑み合ったり、
チェリストやベーシストがニコニコしながらリズムを取っていたり、
ギタリストが「最高〜っ!」っていう感じの満面の笑顔をピアニストに送ったり。
タイトルは、「バイオリン」サミットですが、
バイオリン以外も含む演奏者一人一人が実に生き生きと
気持ち良さそうに弾いているのが伝わってきて、
観る者まで楽しくさせてくれます。
葉加瀬太郎が、解説の中で、
「演奏に人柄が見えた時が一番楽しい」
というような話をしている事に説得力を感じます。
ジャンルを超えた、最高のエンターテイメントだと思います。
大好きな柏木さんのチェロ。柏木さんのおかげでチェロの音色が好きになりました。個人的には、最後の「大地を繋ぐ樹の下で」がとてもおススメです。聞き惚れます。毎日毎日聴いて癒されています。
演奏はもちろんかなり素晴らしく 一回でも聞く価値はあると思います。 ステージリストも文句無いです! 特典映像は森メンバーの素顔が見れる感じがして良いものでした。
|