もう、40年も前でしょうか。まさか聞けるとは!!当時はドーナッツ盤や、ソノシートで慎重に針を落としたものでした。ウー、感動と思ったものです。紅三四郎。走れバイクよ。紅号よ。父の血を継ぐ熱血男児。そして、最後は登場人物に変身する。ただ、残念なのが、キックの鬼の声が沢村忠じゃない。なんか女性コーラス。こうだったっけ?まあ、いいや、それ以外は完璧!!
「おのれ、ちょこざいな小僧め!名を名乗れー!」
「赤胴!鈴之助だ!!」
ついについに!われらの英雄、「剣をとっては日本一に」と謳われた少年剣士「赤胴鈴之助」が長い長い剣客修行の旅から帰って来る!!
昭和30年代に初めて一般に認知された漫画作品、「赤胴鈴之助」はラジオドラマ、TVドラマ、そして映画シリーズと、メディアミックスの原点ともいうべき展開をみせた、そしてその10数年後についにTVアニメ化を果たす。
放送当時すでに漫画は月間誌時代から週刊誌時代に移行しており、テンポの違う月間誌時代の代表作をTVにするにあたって、一連の初期藤子アニメ「パーマン」「怪物くん」をはじめ、「巨人の星」「ルパン三世」「天才バカボン」「ド根性ガエル」等々、原作漫画をアニメーションならではの演出で生まれ変わらせることの出来る実力派、「東京ムービー」(現トムスエンターティメント)のスタッフがそのもてる力を振り絞った傑作TVまんが、それを余すことなく収録するのが本商品「赤胴鈴之助 DVD−BOX」なのだ!
当時を知る者、それ以前の30年代リアルタイムで鈴之助を知る者、なにより現代の子供たちそしてアニメを愛する者たち、 すべての世代にお勧めしたい。
大映テレビ室黎明期の特撮の大傑作のコミカライズ。
テレビでは製作されることがなかった植物性異星人とのミステリアスな戦いや、アステロイド宇宙人と8823さん率いる海底軍との地球の存亡をかけたダイナミックな死闘は必見ですね。
もちろん、古い作品のため絵や物語における表現の古さはありますが、ただシリアスなだけではないどこかのんびりとした地球の危機は、その危機的状況に反して肩の力を抜いて見られる不思議な魅力を持っています。
考えてみれば8823さんは海底王国の(超人ではないという意味での)一般人なので、どこか身近な感じがするヒーローがのんびり地球を守っているという雰囲気をかもし出すのかもしれませんね。
「強くて、かっこよくて、どこか特別」というヒーローのステレオタイプと違い、「泳ぎは上手いけど格段に強いわけではなく、お世辞にもかっこいいとは言えず、住んでる所だけが特別」な海底人8823は、特にステレオタイプの多い黎明期の特撮ヒーローの中にあっては極めて異色で「特別」なヒーローであるように思われます。
当時、毎週テレビで紅三四郎を見ていたことを覚えています。
吉田作品はスピード感や臨場感があって、いいですねえ。
堀江美都子デビュー曲というだけで予約しちゃったじゃなイカ!!ヽ(≧▽≦)ノ
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