ストーリーはチャップリンのサイレント映画や昔の日活映画にも通じる ような、クラッシックで泥臭いものだが、主役の二人が大変魅力的なので そう感じさせない。最後がハッピーエンドなのも良い。 映画の中盤まではタイの演歌的存在のルークトゥンが非常に上手く使われ ており、又、それを披露する祭りや演芸会の様子が描かれていてとても 興味深いのだが、中盤からは音楽がトーンダウンしてしまうのが残念。 悲しい時、辛い時こそ庶民が口ずさむルークトゥンを出して欲しかった。 映像特典が豊富で、プロモーション用の番組で出演俳優や監督の素顔に 触れる事が出来る。日本でタイ映画はなかなか見られないので、この映画 が先鞭になって欲しいと思う。
NHKの深夜放送で聴きました。心に残ったので、購入して聴きました。今の私たちは世界の一流の歌手の歌を簡単に入手し聴くことができます。そして分かったような気持ちになります。この畑中さんの歌はそれらと較べますと、良くはないです。しかし、これが歌を歌うことの真摯な態度というのでしょうか。真面目な世界があることを知らされます。聴いて、良かったなと思います。
|