1巻とさして変わらない印象。 見やすい絵柄、くどすぎないキャラクター達、 それゆえに感情表現において切迫感や必死さが伝わりづらく、 それを補うかのようなセリフとモノローグ、ナレーションの嵐。
凡人の人間達ゆえの魂の叫びをもっとえぐり出して欲しい。 作品の意図には大いに共感するので期待もこめてプラス1。
感動系、普通に面白い たぶんこの本売れてるんでしょうね本屋で平積みで見ます なので出版社はすぐに単行本を出したいんだと思いますが 最後の読み切りは完成度が低く単行本の価値を下げてるように思います ページを増すためのよくある手口ですが、ちょっと残念
ラジオ体操を日常からやっています。自分ではかなり上手な方だと自覚していました。かんぽ生命のサイトで、<図解>ラジオ体操第一をちゃんと読んでいます。しかしあの解説とは比べ物にならないくらい細かく丁寧です。特に、ラジオ体操第一の2番目と12番目に出てくる動きを解説した、P22~25は必読ではないでしょうか?かかとの動きをここまで解説されているので読む価値はあります。
テレビをほとんど見ない私であるが、以前たまたま放送されていた某番組ではじめて著者を見た。「読書芸人(?)」と名乗り、他数名と本、読書に関して話をするという内容だった。番組内容は興味深く、同時になぜか著者の容貌が私の頭に残った。ややクセのある長髪。美男に見えたり見えなかったりする不思議な容貌。 今日、近所の書店で著者の容貌を再確認した。着物姿で本を手にしてこちらを見ていた。それが本書の表紙だった。所謂「芸能人の本」だと思い、冷やかし半分で読んでみて驚いた。なんと流麗な文章なのだろう。これがフリーペーパー内のコラムだったとは! そして、著者がお笑い芸人だったとは! 本書に登場する本はバラエティーに富んでいる。洋の東西、時代、著者。ひとくくりにはできない。具体的には『万延元年のフットボール』、『告白』、『コインロッカー・ベイビーズ』、『リンダリンダラバーソール』、『変身』、『異邦人』といった具合である。もちろんこれらだけではない。 はじめに、の頁で解説や批評ではないと書いている通り、そういう内容のものではない。本を読んだから思い出せたこと、思い付いたこと、救われたこと、と著者は示しているが、それらの話はエピソードとして単純に面白い。しかもきれいな文体であるから読み易い。
読書離れが進んでいると言われて久しいが、もしかすると本書によって読書をしてみよう、昔読んだものを再読しよう(私はこれにあたる)という人が出てくるのではないか? ひょっとすると、読書離れをある程度鈍化させるのではないか? 特に著者のファンに多いであろう中高生が、本書によって読書に親しむ、読書を始めるということになるのではないか? 加えて本書は、登場する本のあらすじが3〜4行!で書かれているため、読書と縁の無かった人にはちょっとした読書案内としても使えるように思う。
私は、この本を読んで正直、「こんなにすごい会社が日本にはあるんだ」と、とても感動いたしました。 まだまだ、日本の会社も捨てたものではないと思いました。
知的障害者を積極的に採用し、退職まで面倒をみている会社、お客のために1日も休まないフルーツ店、景気や流行に流されないよう心がけ、年輪型の成長をしている寒天製造の会社、病気の社員に、亡くなるまで給与とボーナスを全額払ってきた会社、自然を壊さないように心がけ、地域社会にも貢献している会社…。
この本に紹介されているどの会社もみな、社員とその家族の幸せと、地域社会に貢献することを考えています。 そして、こういう会社は好景気、不景気にかかわらず、順調に成長を続けています。 ぜひ、日本の会社の経営者全員にこの本を読んで、「社員を大切にする日本型経営のよさ」を再認識してほしいです。 アメリカかぶれの「会社は社員や社会のものではなく株主のもの」という考えは今すぐ捨ててほしいです。
この本を読むと、「中国、韓国何するものぞ」という気持ちになってきます。 今、中国と韓国は劇的に経済面が伸びていて、液晶テレビの分野では日本は韓国の後塵を拝してしまっていますし、唯一日本が有利とされてきた太陽電池の分野でも、低コストを売りとする中国がどんどん追い上げてきています。 中国・韓国は日本の技術を吸収し、劇的に伸びてきました。 しかし、彼らにはこの本に載っている日本の会社のように「社員を幸せにできる会社」を経営できることはないでしょう。彼ら自身が、そのような経営が素晴らしいと思わない限りは。 特に、中国人は人を人とも思わない会社経営の仕方をしています。社員にはろくろく給料を払わずに平然と踏み倒し、資源を求めて外国に進出すれば、現地人を安月給で終日こき使い、資源やその掘削に伴う儲けはすべて自分たちのものにしようとしています。 労働者はもちろん、散髪屋まで中国人を現地に送り込んで、丸儲けをしようとするのです。 (↑「アフリカを食い荒らす中国」などの本を読めば、中国人のやり口がよくわかると思います。) 当然、中国人は進出先の国々で現地の人々の反感を買い、しばしばテロの標的にされています。 このようなやり方の会社や国は、いずれ淘汰されると私は思います。
ですので、私は、「今は日本が中国や韓国に負けているように見えても、いずれ必ずまた勝つ」と信じています。 日本人には、人を思いやる精神が根づいています。そして、それを会社の経営に活かせる力があります。 それがある限り、絶対に日本の会社は中国や韓国に負けることはないのです。 大統領や首相を世界中に派遣してセールスをさせなくとも、社員の幸せを考え、地域社会に貢献しつつ、いいものを作り続けていれば、自然とチャンスはめぐってくると思います。
この本には、「不景気だから(仕事がない)などと口にするのは言い訳だ、景気は自分で作るものだ」「大企業から仕事をもらうことばかり考えているから経営が苦しくなる」など、一見中小企業の経営者の方には厳しい言葉がいくつか述べられています。 しかし、この本に書かれていることは正論だと私は思います。 そもそも、会社はお金儲けを身上としていますので、大企業が自らの保身のために中小企業に不利な条件を押しつけてくるのは当然です。彼らに頼りきっている限りは、中小企業は大企業に利用されるだけ利用されたあげくに潰されるのがオチでしょう。 自分たちが生き残るために、中小企業の経営者の方たちは特にこの本をよく読んでいただきたいです。
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