高校生探偵が主人公とかいう小説を読む年代ではないのだが、ひょんな事から本書を読んでみた。 私が今まで読んだ探偵小説、推理小説と言えば必ず死人が出る。それは学園ものでも容赦なく連続殺人など起こる。 これはあたりまえなのだろうか。 そう言う先入観を見事に覆してくれる本だと思う。
日常で起こる、不思議な、でもささいな出来事を小市民を目指す小鳩君と小佐内さんが愉快に解いていく。そして小市民でいることの難しさに悩んでいる。 どちらが主体なのかわからないところも面白い。
-味 いたって普通のウエハースです。ほんのりココア風味で柔らかい味に仕上がってます。
-クリアカード 箱内での被りはありませんでしたが、全24種なので一箱では全部は揃いません。 色合いもよく、数々のシーンが綺麗に閉じ込められています。
ただ、 なんで温泉シーンが奉太郎なんだ! なんで晴れ着姿のえるたそがいないんだ!
という点で☆-1
10年ほども前、誰かが積んでいた今は亡き「THEスニーカー」に掲載された読み切り、「影法師は独白する」を読んで以来なんとなく気になり続け、新刊は必ず購読している者です。ご多分にもれず、米澤穂信作品では古典部シリーズが一番好きです。このたび氷菓がアニメ化の運びとなりさっそく視聴したのでレビューさせていただきます。ここではみなさん辛口の評価が多いようですが、正直どれも言ってること自体は正しいと思います。僕らのようなシリーズ初期からのファンは、コミック化まではしてもまさかアニメ化してくれるとは思っていなかったから、それだけでもう嬉しいんです。嬉しいから多少の欠点なんか問題にしません。地味だというけど、別にもっと地味でも構わないくらいです。後年黒歴史になりそうなやっつけでなく、望みうる限り最高のクオリティで実現してくれたわけですし。でも、原作を知らなかった人がこのアニメを観て楽しめるかというと、ファンからみてもどうかなと思います。ましてアニメを観て原作も読もうと思う人がどれほど出てくるかいうと、正直高望みはできないだろうなと。感想は人それぞれでしょうが、原作はとにかく読後感がすっきりしなくてモヤモヤとあとを引きます。最高速度まで持っていこうとして途中失速するような、未達成感が付いて回ります。米澤作品はどれもだいたいそうですが。アニメ版もそのへん原作に忠実です。つまりこの作品を楽しめるのは、多くは既存のファンだけかな、と思うのです。でも、僕のあてが外れて、この機会に古典部シリーズのファンが増えたら嬉しいですね。それで著者の筆が加速してくれればなおのこと。もちろん僕はblu-ray全巻買いますよ。将来小市民シリーズもアニメ化してほしいですしね。
他の方のレビューを拝見して思いましたが、そこまで否定されるものではないと思います。
ただ、前作の「遠まわりする雛」がとても面白かったため、それと比べてしまえばつまらないと思うかもしれません。
今回は、古典部に新たに新入生の部員、大日向が加わります。 この一冊は、ほぼ彼女の話といってもいいような感じなので、お馴染みの四人が好きな方には残念だと思います。
しかし、副部と伊原の関係が変わったり、奉太郎の千反田に対する見方が変わっていたり、面白い部分もあります。
私はどちらかというと、米澤穂信さんの本はミステリーとしてよりも青春物語として好きなので、そういった人間関係に興味がある人にとっては面白いかと思います。
それでもやはり、前作での人間関係の変化やミステリーの面白さと比べてしまえば劣るので、☆4つです。
ストーリーセラー2ぶりのリカーシブル。 引っ越し先での様々な噂や弟の予知能力の解明…。 読もうと考えてるのならばオススメします。 面白くて一気に読んでしまいました。
|