近年最凶の大逆政治家の根付ストラップ
目元あたりは良く似ていると思う・・・お友達になりたくない顔だ・・・。
コメントを「・・・・」にしたのもグッドである。
鳩山より色々と使い勝手はあると思います。
良く似ているので、呪術につかうとかw
是非お縄一郎くんを祈願しませう!!
あとは煮るなり焼くなりしてみませう。
いろんな所で橋下氏の主張している「大阪都構想」について反対している論評をよく見かけますが、
この本を読めば、そのほとんどが橋下氏の言っていることをきちんと理解していないからだということが分かります。
(「理解できない」というより「理解したくない」のでは?と思うこともしばしばですが)
橋下氏の言っていることはとっても明快です。
その中で一貫して主張していることは「組織マネジメントの重要さ」です。
政治家がやるべきことは何か、ということをきちんと踏まえた上で主張を展開しています。
本書の中で橋下氏は政治家の仕事はアウトラインを示すこと(対して、行政マンの仕事は細部をつめて実行すること)
と役割分担を明確にしています。
この点を無視して細かな点をあげつらって重箱つつきをしている人が多いように感じます。
組織においては、何もかもを曖昧にして境界線をぼやかすことによって問題点が見えづらくなるということがよくあります。
それを炙り出して真の問題点を浮かび上がらせ、なおかつ抜本的な解決策を示そうとしています。
これは本来非常に難しいことだと思いますが、橋下氏はとても丁寧かつ明快に論理を展開しながら説明しています。
橋下氏自身も「地味で分かりにくい話」だとはしていますが、じっくり読めば十分理解できる話だと思います。
そして橋下氏の一番すごいところは、それが単なる机上の理想論ではなく、とても現実的かつ戦略的であるということです。
(それは今回の選挙での圧勝という結果でも実証されたと思います)
また、大阪都構想は日本の改革の為の一里塚だという大局的なビジョンがその考え方の根本にあることも見逃せません。
それを裏付ける堺屋氏の論述を読めば、なぜ大阪だけでなく「日本に」この大阪都構想が必要かということが良く分かるでしょう。
とにかく反対派の人はせめてこの本を読んでから批判するべきだと思います。
著者の経験に基づいた実践的テクニックが満載で、心理学者の机上の空論ではなく正に勝つか負けるかというシビアな交渉の場で役立つ技術が掲載されています。
白でも黒と認めさせる強引な手法や脅しなどの正攻法以外のものが多いです。ディベートを学んだ方がさらなるステップアップとして学習するのに向いていると思います。
ただしどれも実践で培われたテクニックであるため一朝一夕に身につけるのは難しいと思われますので何度も繰り返し読み返しながら数年レベルで身につけていけるようなものであると捉えました。奥が深いです。
橋下さんの、政治の主張は別にして、何故人を惹き付けて議論が上手いのか、その秘密が良くわかりました。話し方の本としてもおもしろく読めました。おすすめ。
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