『紺色』を「注文」した〜! この画像は「明るく」写ってるね・・・。 実際は「黒に近い」よ〜!!(オイラは結果良かったと思ってる) で、レビューの『タイトル』は「背中(バックプリント)」に入ってる『文言(赤文字)』なのだ〜!!
「Blitzkrieg Bop〜♪」
どうだ!この曲の多さ!1枚でなんと22曲! なんてことはどうでもいいけど、NY PUNKの草分け、RAMONESの1st+おまけのレア・テイク。好きな人は病み付きになるが、嫌いな人はまったく受け付けない永遠不滅のワン・ツー・スリー・フォー!ビーチボーイズの'70中期NY的展開とでも言えばいいのか、ポップでうるさくて単純で、しかしながらロックが本来持っていたスピード感と猥雑さをみごとなまでに体現したRAMONES。ロックはこの1枚から新たな時代をむかえたといっても過言ではない。
ファンを大事にするバンド、真剣なファン、ひしひしと感じられて感動しました。ファンの皆さんはラモーンズの紙ジャケを1枚買うのを我慢してこちらを買っても十分に価値があると思います。写真も非常に暖かい視線で素晴らしいです。
この歴史的名演を、DVDのレビューとごちゃまぜにされ、さらに在庫なし(T-T)アナログの時代、2枚組が日本では1枚に編集しちゃって出したから何か問題があるのか知らないが、海外のレコード会社も含めて考え直したほうがいい。何で、こんな重要作をリマスターしないんだ…。ラモーンズの才能は、絶妙な間にある。それが、ここで聞ける。他のライブ盤はもう終わってるラモーンズだ。ラモーンズマニアなんて最低なベスト盤なんか廃盤にして、このライブ盤に力を入れて欲しい。
ラモーンズ! 「RAMONES」というロゴが入ったTシャツを着た人を未だに見る。 ラモーンズって、今聴いたら、古い。 ビジュアルからして、ちょっと昔のロッカーって感じ。 歌だって、演奏だって決してうまくない。 セックス・ピストルズがラモーンズを見て、「俺たちだって、やれんじゃねぇ」と思ったのもあながち嘘ではないだろう。 そう、ラモーンズとはダサイのだ。 そして、パンク・ロックそのものがダサイのだ。
屑でどうしょうもないろくでなしが、自分の屑さを開き直ったのがパンク。 基本的に、体制に対するアンチテーゼであるパンク。 反骨精神を体現したのがパンク。 おしゃれではなく、本気の金のなさのボロボロ。 そして、本気の社会性のなさ。 商業的じゃないのは、生産的な存在じゃないから。
セックスピストルズやザ・クラッシュなどが売れても、ラモーンズは売れない。 俺たちのコピーバンドじゃねえかと叫んだところで、売れない。 ライブは客入るけど、曲は売れない。 ビートルズのプロデューサーのフィル・スぺクターがやっても、それほど売れない。 でも、やめるぐらいなら、まだラモーンズであるほうがまし。
その生きざま、まさにダサすぎる。 突き抜けたダサさの美学。
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