あかべぇそふとつうとして出したゲームのボーカルを網羅しているアルバム。
良曲が多く、特にOP曲は外れなしです。
このアルバムで完全に初出のG線上の魔王のOP,EDである、
「Answer」「Close your eyes」は共にすばらしい曲で、私のお気に入りです。
前者はとにかく格好よく、後者は聞けば聞くほど味が出る曲となっています。
一つでもやったあかべぇのゲームがある人にはお勧めできる一枚です。
小説もほのぼのでなかなか良いのですが。 何と言っても原作者後書きの、ラフスケッチ。 少し大人びたエド・アル・ウィンリィ。このアルフォンスが何と、元に戻った姿なんですよ!これは初めて描かれたはず! 一見の価値ありです。
本書が通巻の四十三冊目。とても全巻は読み切れていませんが、思い出したようにちょこちょこと手にとって、ぱらぱらと頁をめくっています。今回は『怪物團(かいぶつだん)』とタイトルにあるように、テーマは“怪物”。現代日本の異端の作家たちが創造した怪物たち、モンスターたちの一大見世物(スペクタクル)。印象的な短篇がいくつもあり、本シリーズで私が読んだ中では、初期の『時間怪談』に次ぐ読みごたえ。虚構の物語世界にとっぷりハマる数時間を過ごすことができました。
飛鳥部(あすかべ)勝則「洞窟」、朝松 健「醜い空」、井上雅彦「碧(あお)い花屋敷」、平山夢明(ゆめあき)「ウは鵜飼いのウ」、岩井志麻子「暗い魔窟と明るい魔境」と、それぞれ面白かったのですが、とりわけインパクトがあったのは次の二篇。真藤順丈(しんどう じゅんじょう)の「ボルヘスハウス909」と、上田早夕里(さゆり)の「夢みる葦笛(あしぶえ)」。
真藤順丈という作家のことは全く知らず、「ボルヘスハウス909」で初めて接したのですが、凄い才能であるなあと一発、ノックアウトされました。幕開けの第一頁目から三頁目あたりまで、そこには“ボルヘスハウス”で暮らす異形の住人たちの様子が描かれているのですが、その異形の者たちの造形、姿がとても魅力的なんです。真藤順丈という作家が脳内画像に映し出すビジョンと、その幻視力の鮮やかな豊穣感にわくわくしました。ホラー系作家のなかでも要注目の若手ではないかと、ゴシック太字で脳裏にインプットいたしました。
もう一編。イソギンチャクに似た怪物で、いつの間にか次第に増殖していく“イソア”の恐怖を描いて、不気味な隣人風テイストが魅力的な「夢みる葦笛」も、ぞくぞくさせてくれましたねぇ。人々をうっとりさせる怪物の歌声は、まるで、横溝正史の『悪魔が来りて笛を吹く』のフルートの音のよう。作者&作品紹介文の中、井上雅彦が名前を挙げていた冬木 透(ふゆき とおる)の協奏曲。聴いてみたくなりました。
『デジモン』シリーズの女の子キャラたちの それぞれの気持ちや想いが詰まった一枚!! 声優陣も折笠富美子、夏樹リオ、水谷優子、永野愛 前田愛、荒木香恵、浅田葉子と豪華!! それぞれの「おやすみコール」&「早起きコール」もあるよ!! イラストもかわいい♪
あかべぇそふとつぅがこれまで世に送り出した7作品(うち1作品がPS2)のうち、6作品のOP曲&ED曲が収録されています。
そして本年発売を予定している8作品目【G線上の魔王】のOP曲&ED曲までも収録してしまうあたり、メーカーの心意気を感じますね。
さて本作品には、【Be_Natural】【少年少女よ、大志を抱け】など、初めてフルコーラス・バージョンを楽しめる曲もあります。
ちなみに車輪ファンから絶大な支持を受けた【車輪の国、向日葵の少女】のOP曲【紅空恋歌】も、フルコーラス・バージョンで収録されています。
これまで【紅空恋歌】のフルコーラス・バージョンは、初回版ソフトの特典としてしか聴くことが出来ませんでした。
かといってその初回版ソフトは現在結構なレア物として扱われており、通常価格での入手は困難な状況となっています。
そういったことからも、本作品の発表は非常に意義あることではないかと思います。
それぞれの作品のデモムービーを収めたDVDも付いており、まさにあかべぇそふとつぅの「プチコレクション」。
あかべぇ作品のファンであれば、購入を躊躇うことは無いのではないでしょうか。
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