今の大阪市音に比べると少し控えめな演奏かもしれません。
しかし、何と言ってもフェネル氏が指揮をなさっている貴重な音源なので買う価値は高いと思います。
マニアックな選曲かもしれませんが他のCDよりも安いですし、とても楽しめる1枚です。
ファミコンやアーケードの透き通った響きには、不思議な魅力がこもっていると思う。オーケストラに比べて音の厚みが乏しくても、ピコピコ音じゃなきゃ得られない高揚感がちゃんとあるのだから。『イシターの復活』の華やいだファンタジー、『源平~』のチャカチャカしたアップテンポなサウンドetc..。時折、窓を開け放し、そこから見える景観でも眺めながら聴いていると、胸の内に不思議なしみじみした味わいが浮かんで来る。そんな風にして、ずっと聴き続けたい。
表題曲もいいが何よりもカップリング三曲が良い!
特に不死身のエレキマンと真夜中レーザーガンは
アルバム収録のほうよりも数段勢いがあり、パワフルだ。
純粋に五人の鳴らす音だけが鳴っているからだろう。
ロブスターの時のインタビューでヒロトが、
「色んな肉付け(アレンジ)をしすぎたかもしれない。」
と言っていた。もちろん彼はアルバムを気に入っていたそうだが、
ロブスターの持つ、まるっきり素の五人で演奏した時に見えてくる
もう一つの大切な面も聴いて欲しかったらしく、実際スタジオライブ盤
もつけて二枚組で出す計画もあったそうだ。
(マーシー曰く、レコード会社の事情でなくなったという)
カップリングにロブスターの代表曲三つがライブ録音で入っているのは
彼らの「ライブ演奏した時に見えてくるロブスターのもう一つの面を聴いて欲しい」
といった思いからだろう。つまりこれはレコード会社の事情で
出せなかった幻の二枚目のかわりなのだ。二枚組みで出せなかった分
シングルのカップリングに入れてロブスターの持つ二面性を伝えようとしたのだ。
当時ライブに行けなかった人や後追いの人にはありがたい話だ。
いやはや、ハイロウズってなんておせっかいなバンドなんだろう。
私にはとても相性の良い商品で、 母にも勧めて使用してます。 これからもリピートして行く商品です。
価格が希望通りでした。配送状況も問題ありませんでした。大満足です。
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