これまでの日本盤も素晴らしかったですが、今回は新録音のためかより一層、ビージーの素晴らしさを感じます。
多くのアドリブ、曲の展開、一音一音そしてフレーズ間の間の取り方すべてにビージーのジャズの世界が広がります。
最後の”上を向いて歩こう”はアドリブも少なくメロディーに忠実に演奏されていますが、ビージーの真骨頂である
キーのタッチそのものの変化がよく感じられる最高の一曲です。
豪華なゲスト陣を招いて制作されたものだが、個人的には一際L.リトナーの参加という点だけで購入したようなもの。 しかし、内容は期待を裏切らないものになっている。 1曲目から「いかにもB.ジェームス」というタッチを聴かせ、2曲目ではスリリングな展開を見せたかと思えば、タイトルトラックではL.リトナーとの掛け合いもあり、古くからのFourplayファンには堪らない展開かも。 (リトナーの軽く歪んだギターも最高!) 終盤もボサノバ風の洒落た楽曲もあり、B.ジェームスのイマジネーションに改めて脱帽! 捨て曲は1曲もありません。
アフター・ザ・ストーム が、FM802のBGMで聞いてから早や15年。 ジーン長尾さん、今のヒロ寺平さんも使用されており、ずーーっと曲名が知りたかったのです。 この間FM802のTELで教えてもらえました・・(ホッ) このアルバム、いーっすねえ! まあ、ジョージベンソンみたいやけど・・
日本では過小評価されすぎなジャズギタリスト。実力はそうとうなもの。アタックが非常に明瞭で、同時に非常にセンシティヴなタッチ。10年に一人の人材である。この人物とウエインジャクソンは日本で知名度ないね。ジョージベンソンを軽く超えているこの人物、ぜひとも聴いていただきたい。たしかこのひとブルーノートに来てますね。歌心あるギターがほんとたまりません。スムーズジャズとしてもきちんと機能してます。ふところの深いギタリストであります。
いやー、すばらしい! もっとなんか言わなきゃダメですか?
ジャケットの二人の、これがいわゆる、どや顔というのですか。 はい、敬服いたしました。
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