先日、出版記念のイベントにて、
監修された堀井隆士さんと、翻訳された荒井めぐみさんから、
直接お話を伺いました。
この翻訳本を出すにあたって長年のご努力と情熱、奮闘を伺いました。
この本は
ブラジルではボサノヴァのバイブル的な本なんだそうです。
あまりの内容の濃さに、まだ、ざっとしか呼んでいませんが、
ボサノヴァに対して、ナラ・レオンに対して、
ブラジルの60年代に対して、理解が深まり、ボサノヴァをもっと楽しめそうです。
あの時代に女性が生き方を持つことの苦悩と悲しみと意地、凛々しさをナラから感じ取り、
今の時代の女性達が、この自由の中で自分を持たない生き方、
自分のスタイル持たずに媚びることを安易に選択する事に、
残念な思いがあります。
ココシャネルは孤児院出身ですが、
ナラは
弁護士の父親で大統領も遊びに来てしまうし、
お姉さんは十代の事から世界的に有名な
ファッションモデル。
境遇は違うけど、外野の雑音を無視して、
新しい境地を造る女性のエネルギーが溢れている共通点を感じます。
写真も沢山載っていて、資料についても詳細で、
堀井隆士さんと、荒井めぐみさんのご苦労と情熱が伺われ、
お安いご本だなぁ〜と思いました。
★が一つ少ないのは、
私の希望ですが、この倍ぐらいの大きさにして、ナラの写真を大きく見たかったです。
ボサノヴァ聞きながら読むには字が多く、ヘビーな感じがあり、
ボルトガルの人名が覚え難く、内容を理解し難い面がありますね。
この作品ばっかりは紙ジャケもしくはアナログ盤が良い、てかプラケのは有り得ないっす!オリジナルジャケは下で繋がってて伸ばすとナラ・レオンの全身写真になるのです… 美しい!んです。ワタシ的にはギター二本のデュオのみの前半が断然好きです。(とほほの助)
ボサノヴァのミューズ、ナラが
ブラジル音楽シーンの大物たちとデュエット、というコンセプトのアルバム。
それぞれの共演者たちは作曲、アレンジも手掛けている。
カエターノやジルベルト・ジル、エドゥ・ロボ、ジョビンなど大物揃いだがなんと言っても素晴らしいのはジョアン・ドナートの人類史に残る名曲「アマゾナス」だ!
オープニングのベースリフと
フルートとの絡むアレンジもかっこいいのだ!
ドナートお得意の先走り合いの手フレーズもグルーヴを倍化させる。
こんなにシンプルなフレーズなのに、なんでこんなに感動するんだ?
きっとコード進行との絡みに秘密があるに違いない。
マジックだ!
ブラジル音楽の魅力の象徴のような曲。
とにかくこの曲を聴くためだけに買っても損はな!いアルバム。
他の曲も最高なんだからこんなお得なことないでしょ?
友達にいわせれば完全版は冗長すぎるらしい。私はは劇場版を見ていないからなんともいえないが、人間関係がわかりやすくて良いと思う。マチルダがめちゃくちゃ演技がうまいしかわいい!ジャンも渋くてかっこよかった。ラストだけで言えばレオンの方が好き。
二キータはストーリー構成がわかりやすく
ハリウッド映画にはない間で魅せるというか楽しませるというか…良い意味での
フランス映画らしさが出ていたと思う。
二キータが星4.5レオンが星3.5って感じ。見て損はないと思う。
自分が12歳くらいのときに初めてこの作品をみて、まだ幼いナタリーポートマンのあまりのかわいさと色気に本当に驚いたことを覚えてます。髪型も服も今見ても可愛い!もちろんストーリーも有名になるだけあるなといった感じです。ジャンレノやゲイリーオールドマンなどキャラはみんな濃いけどみんなでお互いのキャラをうまく引き出していて良いです。