クラシック入門にはおすすめ。
タイトル通りどこかで聴いた事のある曲ばかりです。ですが、音質、フェイドイン、フェイドアウトなどを考えると最高とはいい難い。曲目もベートーヴェンやバッハ、ラフマニノフなどに偏っている感じがする。価格的には安いので、入門にはうってつけだと思います。良くも悪くも聞いて次第でしょう。
1940-50年代に活躍した実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタのボクサー時代から引退後の生活をラモッタの自伝を下に映画化したもの。ラモッタは1921年生まれで現在も存命で、ボクサー時代の映像はいくつか白黒で残っている。この映画は白黒で撮影されたが、当時の雰囲気を出すのには成功している。ラモッタを演じたデ・ニーロの
体重の増減は有名だが、実在のラモッタのボクサー時代の体型と比べても遜色がないことがわかる。絶賛されている映画ではあるが以下のように多少の問題もあり、鑑賞は中学生以上からということになる。まず、映画の冒頭で妻帯者のラモッタは、15歳の少女(将来の妻)と関係を持つようになるが、これは現在のアメリカの法律では犯罪となる。また、会話は終始、汚い
英語が話されている。リアルなボクシングシーンとして喧伝されているが、アップとスローモーションと血糊を必要以上に使って、実際のボクシングの試合より、より凄惨なイメージにしている。この映画にあるような顔のアップや超スローモーションはスポーツ中継ではない。映画に描かれている伝説のチャンピョンのシュガー・レイ・ロビンソンとの最後の対戦は全試合経過の映像が残っているが、実際の試合は、“セントバレンタインデーの虐殺“と名前がついているものの、この映画に描かれているほど凄惨な試合ではない。試合は、前半はロビンソンの、中盤はラモッタの反撃が見られ、攻守の入れ替わる好試合で、名ボクサーのロビンソンと互角の勝負をしたラモッタには、自ずとボクサーとしての尊敬が生まれる内容。これに比較し、映画では、(実際は、スマートで華麗なファイトの)ロビンソンは悪魔のような形相で、ロレッタのファイトも陰惨な暴力にしか見えない。映画にでてくるラモッタの八百長は事実であるが、ロビンソンはマフィアとの関係を断っていた名チャンピョン。ボクシングのイメージということでは、マイナスとなる映画。
この映画でジェイク・ラモッタ(デニーロ)が対戦する「悪魔」のようなミドル級世界チャンプがシュガー・レイ・ロビンソン。戦前から活躍。1960年代初めまで現役。中学1年の時か小学6年生(1960年?)ジーン・ファルマーという白人のミドル級世界チャンプに挑戦。ダウン1回奪ったが惜しくも判定負け。この映画では「悪魔」みたいだが顔に傷がなく鼻もつぶれていない。伝説的な「キャンディ」という映画に出てる。ブックオフで中古5400円誰も買わない。マーロン・ブランド。リチャード・バートン。ジム・コバーン。リンゴ・スターもでる。マイルスの歴史的クインテットのピアニスト=レッド・ガーランドは元ボクサーでアマか軍隊でロビンソンと対戦してる。勝ってたらピアニストにはなってない。対戦しただけでも凄い。ジェイク・ラモッタも「ハスラー」に出てる。ちょい役。元奥さんは美人で「プレイボーイ」でヌードになった。暴力ふるって離婚。ライアン・オニールは優男だが大学時代はアマの有名なボクサー。顔がきれいなのは強い証拠。ロバート・ミッチャム。ディーン・マーチン。オリバー・リードは元プロ・ボクサー。ミッキー・ロークもそうだがマーチン、リードのような喧嘩師でなく強くはない。黒人俳優は意外にいない。タコ八郎は斉藤清作。全日本フライ級チャンプ。タフでダウンしないのが悪かった。脳にダメージ。テレビでファイテング原田、海老原博幸と3人で思い出話したときは普通に話した。変な動作は演技。自殺だと思う。現役では強かった。馬鹿にするな。原田、海老原の3番目に強かった。原田とは同門。