CDとDVDがそれぞれ1枚ずつ入っていてどちらからでもインストールでき、
しかもインターネットのサイトにユーザー登録すれば
CDやDVDを使わなくてもオンラインでインストールが可能です。
ガイドブックには、DVDでインストールした上で、
ネット接続してエントリー（利用開始手続き）とユーザー登録をするように書いてありますが、
やろうと思えばオフラインでCDだけでもインストールできます。
CDでもそれなりの数のイラスト素材が入りますし、
一部機能に制約があるとは言え、基本的な機能はほぼ使えるようです。
もちろんDVDやネットを使ったほうが、素材も多く機能もすべて利用できるので
そちらのほうがおすすめだとは思いますが。
CD・DVDでのインストールはドライブにセットするだけで自動で開始され、
5分ほど待って完了ボタンをクリックすればパソコンが再起動してすぐ使えるようになります。
「筆王」と「はじめての筆王」の2つのモードが用意されており、
初心者の方や面倒な手間をかけたくない方は「はじめての筆王」を選ぶと、
音声ガイドもついていますし、順を追って楽に作成できそうです。
他ソフトからの住所移行は、古いソフトだと筆王からのみの操作で簡単に行えます。
比較的最近のソフトだと、そのソフトでいったん他形式に変換してから
筆王で再変換する形になります。
ガイドブックは印刷がきれいで、見たところよくまとまっているようですし、
ここまで試してみた実感では今のところ至れり尽くせりな感じです。

実際に年賀状を作成する段になって気がつきましたが
表面の文字配置が今ひとつかなあと。
デフォルトの配置パターンが6つ用意されていますが
それぞれ住所の長さや連名等によって配置のイメージがかなり変わるため
どれも帯に短し襷に長しといった感じです。
特に宛名氏名ははがきの中央部に配置されるのですが
それでは差出人名を表示させると
宛名氏名が全体に左に片寄っているように見えてしまいます。
配置パターンはそれぞれカスタマイズ可能で
さらにユーザーが独自に設定した配置パターンも4種類登録できますが
自分でパターンを作るのは慣れないと少々めんどう。
しかも宛先ごとに配置パターンを変えると
表示のさい、ひとつ前に表示させたのと同じ配置パターンでの表示になってしまい
正確に表示させるには一つ一つ手でパターンを指定しなおさなければなりません。
表面タブでの表示だけでなく印刷タブでの表示でも同じことが起きますので
よく気をつけないと間違った配置で印刷してしまいそうです。

考えてみたら
同じ配置パターンごとに宛先をグループ分けして印刷すれば
間違うこともないですね、たぶん。そのようにしてみます。