原作は両方プレイ済み。思えばシャイニング・ブレイドからTony先生の絵にはまりました!
最初の
ギャラリー絵からとてもすばらしく買ってよかったと思いました。
しいて言うならキャラの設定画がもう少しほしかったですかね(特にキルマリア)
ともかくTony先生の絵好きーシャイニングシリーズ好きーって方は買って損はないと思います!
おそらく皆は
ジャック・ニコルソン扮するジャックを想像するのだろうが、
原作を読み終わるとジャックの印象が180度変わる。
ドラマ版は忠実に再現されているので見てほしい。
ジャックとダニーの最後のやり取りは涙無しでは語れない。
さてキング氏の小説家としてのトンデモナイ技術についてだが、
語ると長くなるので要約すると、
'@登場人物が非常に少ない中で物凄い掘り下げる
'A基本的に1人称の書き方なのだが、それぞれがきちんと個性を持っていて非常に深く心理描写を丁寧に表現出来ている
常人の人間の想像の域を遥かに超えた技術である。
こんな小説は5〜6人が集まって話し合わなければ不可能だと思う。
なんで書けるの? 本当に不思議だ。
彼の頭の中には筋道がきちんと出来ていて、その上で個々の登場人物を究極的に掘り下げるので信じられないのだ。
他の凡庸な小説家の作品を見れば分かるが、みんな途中で飽きて新たに登場人物を登場させたりするものなのだ。
そうでもなければ、連載は本当に厳しいのだ。
とにかく凄い、凄過ぎる。
英文の原作を読むことを強く勧める。
訳があまり良くないので星マイナス1