アダム・サンドラーとドリュー・バリモアによるかなり過酷な恋物語なんだけど、笑えて泣けるラブコメの傑作のサントラ。
ハワイが舞台ということで、
ハワイアンやボブ・マーレイの「Could You Be Loved」「Is This Love」レゲエミュージック、UB40によるポリスの「Every Breath You Take」のカバーとか
ハワイアンぽいアレンジでトンプソン・ツインズの「Hold Me Now」やブライアン・フェリーの「Slave to Love」のカバーがかかる。本人が歌ってるオリジナル曲ではビーチ・ボーイズの「Wouldn't It Be Nice」がキーとなる曲として、ポール・マッカートニーの「Another Day」が短期記憶喪失障害と知らされる絶妙のタイミングで使われました。
残念なのは、エンディングでウクレレで歌うイズラエル・カマカヴィウォオレの「Over the Rainbow」が収録されないことかな。
数あるビーチボーイズのベスト盤の中で、音質、選曲共に最高の内容です。
おまけDVDは特に素晴らしい内容ではありませんが、今後入手不可能の可能性大なので、今のうちに購入された方がいいかもしれません。
ビーチボーイズはスタジオ盤とライブ盤の存在価値が全く異なるバンドなので、このCDと共に「ライブ・アット・ネブワース」と「ライブ・イン・コンサート」の同時購入をお勧めします。
「〜ネブワース」は現時点で購入可能ですが、どちらも日本版は廃盤状態なので急いだ方がいいかもしれません。
CDに付け加え、「〜ネブワース」のDVDは特にお勧めです。他の関連DVDはもう購入する必要はありません。
このベスト盤でさらに興味を持たれた方は、「グッド・ヴァイブレーション・ボックスセット」「ペット・サウンズ」、そしてブライアン・
ウィルソンの「スマイル」の順に購入されることをお勧めします。
次の日になれば前日の記憶がなくなってしまう彼女。毎日が初めての出会いだから、ヘンリーがルーシーの気を引こうとあの手この手の奇策でアタックするくだりは、クスクス笑わずにはいられない。サンドラーのキャラクターによるところが大きいけど、深刻さがなく楽しそうにさえ見えるあたりが絶妙。ちりばめられるギャグも楽しい。水族館の動物ネタもいろいろあったけど、毎日「シックス・センス」を観せられる家族というのは中でも最高だね。
ハワイという場所もいい。これは、季節がわかりにくい場所というストーリー上の必要性から設定されたとのことですが、観光名所的なところを極力排除した絵柄がこの映画の印象をアップさせているし、ファンタジーにはぴったりの場所ですね。主役を取り巻く脇が全員立っていたのも良かった。親友の中年子持ちサーファーを演じたロブ・シュナイダー、ロード・オブ・ザ・リング」のサム役で泣かせたショーン・アスティンが、おバカな役どころというのも楽しかった。彼とロブ・シュナイダーが暴走しても、お話が壊れないのがすごいし、ギャグとシリアスのバランスも絶妙。ワンポイントながら、主治医役のダン・エイク
ロイドなどもいい感じでした。
そして、なんといってもラストシーン!! こう来ましたか、いい意味で予想を裏切ってくれました。どんなに深く愛し合った恋人同士も、いつかは倦怠期となりがち。ふたりの関係は、ある意味で理想的かもしれない。毎日が新しく新鮮な気持ちでいられるんだから...。
ハワイが舞台ということで、
ハワイアンやレゲエミュージックも心地いい。
交通事故で、新しい記憶が一日しか記憶出来ない女性と彼女に恋したプレーボーイの水族館の飼育係。毎日、彼女をナンパしデートに誘い初めてのキスをする。
こんな新鮮な恋は、きっと楽しいだろうと思う。
ナンパに失敗する日もあったり、横槍が入ったり…。
彼女の父と弟は、記憶の途切れた日を毎日繰り返し、彼女に記憶障害になった事をひた隠す。涙ぐましい努力は、切なくて滑稽だ…。
やがて、彼女が事実に気付く…。そこからの優しい気持ちにさせてくれる
ハワイの風景はがロマンティックでいい。
水族館の動物達もキュートです。笑いとシリアスのバランスも丁度いいですね。