劇場版約30分+新作アニメ約10分。う〜ん短い。まぁ内容はファンなら納得出来る出来。劇場版だからか作画は結構綺麗でした。不満は価格!TV版収録の単品DVDにも言える事ですが、やっぱ高い気が・・・・その点はマイナスに。
ゲームの「
デ・ジ・キャラットファンタジー」を小説化したお話なのですが、うさだが主人公になっていて、でじこのことを思う気持ちがよく伝わってきます。
あと、全体的に「すごい」と一言。ゲームをやればわかると思うのですが、ストーリーが何種類かあり、一つ一つのシナリオが違う展開になっています。
それを不自然ではない形でまとめてしまい、ゲームをやった後に読むと本当にすごいと思えます。
ゲームではやや短めの「うさだ達のリアクション」が、よりおもしろくなっています。
それと、これは少しネタバレに繋がってしまうかもしれませんが、ルーンとルナはほとんど寝ているので、ゲーム版よりも出番が無いです。
なので、この2人が好きな方にとっては、少し残念かもしれません。
ちびキャラが板に付いてきた感のある、第2巻。各5分で4話完結のスタイルを採っている。今回は、「怪盗」「海賊」「スピードレース?」と、さまざまなお騒がせを見せてくれます。もうここまで進むと、前作の何年か前、という設定は完璧に無くなってますね。特に「ピヨコ」。悪役デジデビルの相棒になってしまい、アナローグ星の姫の威厳まったくなし。側近の「リク、カイ、クウ」も登場してないし。別次元の「でじこ」として楽しむべき作品です。それにしても、画質の良さは感動もの。CSオンエア版を遙かに凌ぎます!
基本的に、選択肢の選び方により、ストーリーが分岐するゲームですので、反射神経や時間制限が有りません。ゆっくり考えながら、全てのエンディングを見る事ができます。「悪魔」が登場しますが、マルチエンディングを進めてゆくと、デジこの本領発揮となり、「悪魔」が悲鳴を上げてとまどうシーンが笑えます(ネタばれ?)。ただ、この展開で、基本的には、静止画像がほとんどですので、あえてPS2のフォーマットにしなくても充分ではないか?という気がします。PS2フォーマットにするなら、もっと動画を盛り込んで欲しかったと感じました。