劇団四季で上演されている作品について、背景や作曲家、舞台背景など詳しく書いてあります。写真も多く、読み応えがあります。何回も
劇団四季を見たことある方は、その作品の造詣が深くなり、また、見たことない方は、ちょっとミュージカルでも見に行ってみようかなと思われるかと思います。著者の作品に対する愛のあふれる評論です。
クレイジーキャッツ結成50周年ということでファン待望のDVDリリースの第一弾。(単独で同時発売の『大冒険』は既出ですが・・・)
名作の誉れ高い『ニッポン無責任時代』『ニッポン無責任野郎』は植木等さん、古沢憲吾監督、楽曲、そして由利徹さんの力技に1時間半呆然と見入ってしまいます。公開時、大島渚監督も誉めたというこの2本は続けて見るのがおすすめです。
『くたばれ!無責任』は、古沢監督の前2本と比べるとムチャクチャなパワーには欠けるのですが、冒頭の「ハッスルホイ」、ラストの「くたばれ!無責任」の2つのナンバーは、元気が出るので何度も見返しています。
ただアンソロジーの『クレージーキャッツデラックス』は、既に指摘されているように、これだけデジタルリマスターされておらず画質が悪いです。(ただ、不思議なことに「ハロー
ラスベガス」のところはVHSと違って別の場面がインサートされずに踊りがちゃんと収録されています。)
また、解説書もキャスト、
スタッフの紹介を入れてくれたほうが親切だったと思います。
まあ、いろいろありますが絶頂期に向かおうとしている当時のクレイジーの姿を見ていると、「そんなこと気にせずブアーッといきましょう」という気になって星5つにしてしまいました。
初めて出会ったのは8年前。クレイジーキャッツの音楽センスに驚かされるばかりか、曲にあわせた振り付けに「まるで打ち上げ花火を始めてみた子供」のように感動しました。あれは誰が振付けたのでしょう?今でも時々「もしも10億円あったなら・・」を思い出しては、もう一度ビデオを見たい。我が物にしたいと願っています。