友人家族のご不幸を喪中欠礼で知り 送り 喜ばれました。 事前に電話しましたので 今回は問題ありませんが 確認し忘れましたが 送り主の表示が自分かどうか 不明です。 商品案内のどこかに明示していると安心です。
とても喜ばれています。助かりました。次回も使いたいと思います。
寺島町奇譚の陰であまり知名度は高くありませんが、滝田ゆうの隠れた名作のひとつ。昭和46年〜54年まで小説現代に連載されていました。
閑話(つれづればなし)なので、特に決まったテーマはないのですが、基本的には酒にまつわる話がほとんどというところです。
始めのうちは、まだ落ち着きがあり、抒情的な名品が多いのですが、後半では「飲み方が荒れて(ちくま文庫版下巻の嵐山光三郎氏の解説)」、刹那的かつ自堕落な飲み方を延々と見せつけられることになり、「寺島町」のように広く世間に受け入れられるものにはならなかったようです。 しかし、これもまた滝田ゆうにとっての抒情なのでしょう。
先方から、とても喜んで頂けました。 学生時代の友人の思い出が懐かしく思い出されました。
寺島町というとピーンとくる人は、そうとう古い世代。若い人たちは、それがどんな街だったか知らないでしょうね。いわゆる三業地。と言っても、わからないかな? 著者は、そこで生まれ育ったのである。
実体験の中からつむぎ出される奇譚。たとえ、その時代を知らなくても、懐かしく感じる。せつないほどに。
滝田ゆう氏には、独特の音感があり、踏切の警報はケーンケーンと鳴る。なるほど。そう描写されれば、いかにもそれらしい。画力はもとより、他にも秀抜な音感が見られる。
作者にしか描けない名作である。
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