パッと見の感想は「無駄に偉そう」
読了後の感想は「素朴な人」といった感じでした。
どういった態度から、主張なり経験なりを書いていけばいいのかがわからず迷った結果、偉そうな文体になっているのでしょう。
内容的には、アスキーの『ログイン』で90年代に編集者兼ライターをやっていた著者である大澤さんの主観オンリーです。が、アスキー系ゲーム誌で働いていた一個人の主観的なリ
アリティがなまなましいので、そのなまなましさ、というのは、不器用に登場する彼自身の特定の個人への憎悪や、自己嫌悪なども含めて、とても面白いものではあります。
本題である、ファミ通だとか、ゲーム雑誌の記事がいかなる経緯が成立しているか(=からくり)、という点についての著者の記述は数年前まで現役の人の言うことですからそれなりに信憑性はありますが、現場での経験談に加えてけっこうな率で推測もまじっており「まあ、そんな感じだろうな」という以上にはなんともいいかねる話もチラホラ。
この本に「暴露本」というものを期待して買う人もいるかもかもしれませんが、暴露本よりも、業界読本という程度のものと思っておいたほうがいいかもしれません。
物の値段を知るということは適正価格を知ることである。
大阪のおばちゃんが値切るのはゲームだけれど、
ゲームどころではない最貧国に行って買い叩くのはみっともない。
だからこういう本で適正価格を知る
ピザの生地の焼け具合、食感がかなりよいです。
冷凍のピザをオーブンで焼いたものと、ピザ焼き窯でやいたものとを比べてみました。
同じ商品なのに、ピザ焼き窯で焼いたものが、生地が
パリッとしていて、冷めても美味しかったです。
窯が温まるまでの時間がもう少し早ければパーフェクトです。