本書は、資産の形成の仕方を、主として長期分散投資を中心に分かり やすく解説した本である。主な読者対象を、20代〜40代半ばに想定し、 60歳に退職を迎えるころまでに十分な資産を形成をする必要性を説き、 その意識を高め、行動を促す内容になっている。
具体的には、現在の日本の経済状況を参照しながら、資産作りをして いく必要性が説かれ、お金の基本原則についてまとめられている。そ して、投資をして資産形成をするにしてもまずは考えなければならな い収入の増やし方と支出の減らし方についてまとめられている。最後 に、お金を増やす手段としての長期分散投資の基本概念がまとめられ ている構成になっている。
いずれも非常に丁寧に分かりやすく書かれていて、投資がなぜ必要な のか、投資が社会においてどのような役割を果たしているのか、投機 との違いはなにか等の根本的な概念にもふれながら、長期、分散、低 コスト、インデックス、積み立てといった、投資を安心して始められる キーワードも紹介されている。 投資のリスクの部分にもふれられており、巷にあるような「短期で儲 かる」といった投資とは一線を画し、長期分散投資で安定した収益を 目指すスタンスをとっているのが有難い。
本書で書かれている内容は、他のレビューにあるように、投資経験者 や他の類書をすでにお読みの方には当たり前の内容が中心かもしれな い。ただ裏を返せば、投資初心者には優しい内容になっていて、丁寧 に書かれているため、それぞれの目的に応じて読まれるといいと思い ます。
社会人に必要な数字の勉強ができる。経理等の知識がない人がまずざっと読むといい。漫画もつかってあって読みやすい。 社会人になる前によんでおくといいかも。
いわゆるA級戦犯といわれる人々を一人づつリストアップし詳しく検討
しています。
個々人の方々のイラストも非常に上手く書かれていて流石!という
感じです。
アメリカというものが戦後日本にとってどのようなものであったかを
色々と考えることができました。
この夏、様々に思いを馳せながら終戦の日を過ごす為の、お勧めの1冊です。
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