イースは赤毛の剣士、アドル・クリスティンが世界各地を冒険するお話です。
困っている人を助けたり、その地に眠る謎を解き明かし、その中で様々な出会いや経験をして彼自身も成長していきます。
イースが出てから20年以上経ちますが、未だに色あせる事無い面白さですね。
イース1作目（前編）と2作目（後編）が入ってますが、この二作は未だにファンからの評判が高く、最高傑作と呼ばれています。
比較的低スペックのPC、Windows2000以降が入ってるようなPCなら快適に動作しますのでプレイした事ない方、PCゲームを普段しない方にもおすすめします。

オーディエンス録音の音質の悪さをぬかせば、演奏自体は非常に素晴らしいものがあります。資料的価値も大。ジミヘンフリークの中級以上の方にはお勧めできます。

動作OSに含まれていないので仕方ないのですが、
Windows7 64bitではムービー再生とゲーム中の色に問題があり、
まともにプレイすることができません。

ファルコムはこういう場合は大多数の他社と異なり対応パッチを出さず
OS対応版を再度パッケージ販売して既存ユーザーにも買い直させる商法を使うのですが、
今回の場合はPSP版のベタ移植で本作よりも劣化しているものしか出ておらず、
残念ながらWindows7ではこの名作を遊ぶことができない状況です。

結局私はデュアルブートでXPを動作させて対応しましたが、
できればこんな手間をかけずに楽しみたいものです。

イース・オリジンをプレイしたら無性にイースI・IIをやりたくなって買っちゃいました。
約20年前のゲームではありますがストーリー展開,音楽のクオリティは
最近のゲームにも全く見劣りしない出来です。
グラフィックの面でもハードの進化に伴いPC-88版等に比べ大幅にアップし、
ランス村の上部マップの廃墟の野原から見たサルモン神殿の風景に見とれてしまう程です。
2本合わせてこの価格と大変求めやすく、内容共々大満足です。

　しかし、初めてプレイする人には満足できるかという箇所も多々あります。
特に「ナピシュテムの匣」以降のイースから始めた人には次の点が辛いかもしれないです。
・攻撃方法が体当たりと単純な戦闘システム。
・Win98全盛期の頃の作品をXP対応にリメイクという事で解像度・使用色数が貧弱。
・キャンセルボタンがない。
と、言ってもやはりイースの原点ですから、プレイしておいて損のない作品です。
特にオリジンはプレイしたけどI・IIはやったことがないという人は是非プレイし、
700年後の世界を堪能して欲しいです。

オリジナルは泣く子も黙る日本ファルコム黄金時代の不朽の名作。
タイトルにもありますが、超えている要素は正直グラフィックスと操作性くらいです。

どうせリニューアルするのなら、オリジナルの偉大さを理解したうえで、オリジナルをもっと大切にしてほしかったです。
オリジナルを所有、プレイした方は知っていると思いますが、パッケージが半端じゃなく豪華でした。

イースの本そのままを体現したそのまま立派な本と呼べるほどの説明書・・・きっと今も覚えていらっしゃる方は沢山います。

なぜか・・？それは、そういう事をする事自体が衝撃だったからです。

値段との折り合いがつかないですか？？いいえ。とんでもありません。

音楽もオリジナルのこの作品は特別なオーラのような力があります。この作品のＦＭ音源による曲がどれほどの力があるか残念ながら、ファルコムの現在の社員の方は真に判っておられなかったようです。もっとFM音源を全面に打ち出し、生かしながら現在に生まれ変わらせるべきだったと思います。そのほうが絶対新鮮でした。
何故ならそんなことは他のどのメーカーも現在やっていないからです。そしてFM音源の金字塔を打ち立てた日本ファルコムだからこそ、
元祖だからこそ、そういう事を堂々と出来たはずでした。こんなことをコメントしても仕方ありませんが…。

もしリニューアルイースがそういう風に全ての要素を高めたリニューアル作品だったら、もっともっと話題になり売れました。

今頃は凄いプレミアがついていたかもしれません。

この作品を愛しているため、つい辛口になってしまいましたが・・それでも本作は良作です。