私もギターをやるので、いろいろなkurt rosenwinkelを筆頭にいろいろな方を聞きますが、福冨さんの演奏を聞いて驚きました. youtubeでライブ映像が流れているのですが、いままでの日本人ギタリストで聞くフレーズでなく、現代のギタリストのフレーズだと思いました。 これからも期待しております.
菊池氏の作品のありがちな、血飛沫ドロドロ、女はみんなエロエロなエロス&ヴァイオレンスさは無く、ケンカじゃ負け無しのミー君こと神宮寺光徳が異世界のお姫様に連れられあまりにもありがちなファンタジーの世界にブツクサとツッコミながら冒険するコミカルなファンタジーです。
ストーリーはトントンと進み、ミー君のキャラクターもあってか読むのにさほど苦労はしません。 ただ、最後の最後に明かされた衝撃の事実に関してもアッサリと終わってしまうのはいかがかと思いました。結局ミー君がどういう結論を下したかもぼやけたままですし…。その辺をもう少し描写してほしかったです。
オリジナルアニメ作品だが、私はすごく好きですね。ランとソネットの闘いカッコイイし、ソネットちゃん大好き!最終巻も購入を考えてます。
オリジナルアニメ作品だが、私はすごく好きですね。ランとソネットの闘いカッコイイし、ソネットちゃん大好き!最終巻も購入を考えてます。
表題作は、或る意味“かぐや姫”かもしれない。
1908年(明治41年)6月30日。突発的な事故でコントロールを失った或る星の宇宙船が大気圏に突っ込みツングースカに墜落して爆散したのが事の発端だった! 幾つかの脱出カプセルの一つが幸運にも日本・北海道の芦別岳に不時着するが、生き残った搭乗員はミューという女性だけだった。彼女は救難信号を送信し、いつになるかわからない救助を待った。しかし、彼女は地球の時間の流れが母星よりも早く自身の寿命が尽きるまでに救助が間に合わないことに気づき、何としても帰りたいという望郷の念からミューは悪魔の所業をしでかす。
かぐや姫の如く太い木の洞(うろ)で青白い光を発して猟師の常呂(ところ)清三に拾わせて寄る辺なき女性「美矢」と命名され、安寄(あよろ)村の彼の住まいに身を寄せて夫婦になり子供を作って自身の意識を潜り込ませ、それを代々繰り返し救助を待った。ヤドカリと化したミューの子供は常に女性、そして死亡年齢は彼女が意識を潜り込ませた年齢17歳で死ぬよう設定し、人格が遡る毎に自身の実家に戻るよう後催眠暗示をかけコントロールした。娘や孫の肉体ではなく、救助が来るまでの繋ぎで我が物にして当然の所有物扱いだ。肉親の情は皆無である。
72年後、待ち望んだ救助が来たことで覚醒し肉体の真の主である「あずな」の夫である吉村修二を殺してでも母星に帰還しようとするが、死を賭して愛を貫き修二を守ろうとする「あずな」の姿にミューの同胞は自分達が来るのが遅すぎたことを知った。ミューの故郷を思う心だけを連れて帰る、静かに眠りに就けと告げて迎えの宇宙船は去った。望郷の念によりミューとその種族にも愛情や家族の概念はあり、それを大切にし弄んではならないと厳に戒めているのだろう。そのため、他人を道具とし命と人生を弄んだ罰は下り、他ならぬ迎え手となる筈だった同胞の手で裁かれて茫然自失となったミューは失意の内に永遠の眠りに就いた。彼女と争った記憶を失って「あずな」は元に戻り、ハネムーンをやり直し2人で幸福になることを誓った。 見知らぬ異郷の地にたった一人で取り残された苦しみ。そこまでなら同情を受ける身だったが、自身のことしか考えない身勝手すぎる行動は許されない。罪には罰が下されて当然だ。しかし、修二は非常識だ。結婚式でまでサングラスをかけたままでいるなんて、恥知らずな。
遡った順序 あずな→ 新庄翔子→ 新庄静→ 常呂治子→ 常呂美矢(ミュー)
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