85年発表の唯一のアルバム。曲は女性バンドにしては珍しく本人達のペンによるもの。元々はギターを主軸としたフォーク〜カントリー調の曲を志向していたらしいが、プロデューサーの交代により音楽性が変化、シンセの音が全編を占めるモダンな内容になっている。しばしばネオアコの範疇に入れられてしまう事が多いが、音的には完全なエレポップ。この時代のエレポップにしては音が軽いが、それが逆に今聞いても古さを感じさせない要因でしょうか。 何故か本国よりも日本国内での人気の方が高いのだが、こういう仰々しさのないキュートな曲の数々が日本人の趣向に合致するからかも。(“ラジオスターの悲劇”なんかもそうですね。)最初は“SINCE〜”以外の曲が少々地味に感じられたけど、何度も聞いている内に他の曲も非常に練られていることに気付き、今ではかなりお気に入り。
このアルバム1枚で解散してしまったが、これはまじでいいっす。イギリス特有の蒼茫としたリリカルな曲が満載です。特にシングルにならなかった曲が良いです。
ボーナス曲として入っている曲のうち、12インチヴァージョンも必聴だと思います。
始め見たとき、「何だこの一発屋アイドルねーちゃんたちは?」と思いましたがとんでもない。私は80年代ニューウェイヴを代表するアルバムの一つと断言しちゃいます。でなきゃ、初発売から15年もたって日本盤で再発なんてならないでしょ?
録音レベルが全体に高めで、ノリノリで楽しむには良いの音だと思います。他社(2社)の国内正規版を他にも数枚持っていますが、映像の綺麗さも含めてワーナー製が一番だと(私は)思います。
内容は、言わずもがな懐かしいナンバーの連続!
ストロベリーのファッションは今観てもかわいいです。MTVやベストヒットUSA世代の人なら、絶対楽しめます。お勧めです♪