ご案内させていただきます。トロント生まれの
カナダ人。
アリスタレーベルが当時ホイットニーヒューストン系列なシンガーを売ろうとしていた時期の典型的なゴスペルパワー炸裂女性シンガー。このアルバムが
売れた理由は(13)のダンスミックスにあり、クラブでばか受けしたらしい、これがブレイクしてこのアルバムは売り上げがうなぎのぼりに。でもこのアルバムはわりとしっとりめの
バラードが多いのが特色。またネクストのメンバーとのデュエット(4)でも激唱してる=これがトップテンヒットに突入。全体としてはミッドテンポ、
バラード、ダンステンポと楽曲のレベルが高く、このシンガーの解釈力もかなり高い。ダイアンウォーレンなどの売れ線作家の楽曲が入っているのも要因のひとつ。安心して聞いてられるブラコンアルバム。(8点)
2曲のR&Bチャート1位を生み出した前作から、ついに待望のニューアルバムがドロップ。Jam & Lewis、Jermaine Dupri、Rodney Jerkins、そして前作の大ヒットの立役者Shep Crawfordら大物プロデューサーをずらりと並べた力作。とにかく濃密。1曲1曲のメロディーの立ち方が素晴らしい。スムーズなアップ(1)、木漏れ日溢れるような気持ちのいいミディアム(2)、これぞDeborah Coxとでもいうべき濃密な
バラード(3)(11)、現行R&Bビートを軽々歌いこなす(4)、名曲(1)をAllstarが絶妙にリミックスした(9)、など、とにかくメロディーが素晴らしいいい曲が詰まっている。歌のうまさは言うまでもなく一級品だし、とにかく作りこまれたアルバムという感触が強い。これぞDivaの称号がふさわしいアルバム。
Bonus Remix CDとして付属されたCDには、彼女のリミックスには欠かせないHex Hectorをはじめ、Junior Vasquez、Johnny ViciousなどNYハードハウスの重鎮が名を連ねたものになっている。Mr. Lonelyに関しては既にクラブチャートで1位を獲得済。この中では(5)のリミックスが一番ビートの効いた仕上がりでクールか。ただ、やはりこれらリミックスは従来の歌モノハウスの域を出ない平凡な仕上がりになっているのが残念。唯一、(7)のAlex RichbourgによるリミックスがR&Bで、原曲の雰囲気を損なうことなくよりビートの効いた楽曲に
仕上げてきたのが救い。そろそろ彼女もヨーロッパ系のリミキサーを使ったクールでトランシーなリミックスを作ってもいいのでは?歌モノハウスだけのリミックスでは、いい加減食傷気味の感は拭い去れないよ。
ご案内させていただきます。トロント生まれの
カナダ人。
アリスタレーベルが当時ホイットニーヒューストン系列なシンガーを売ろうとしていた時期の典型的なゴスペルパワー炸裂女性シンガー。このアルバムが
売れた理由は(13)のダンスミックスにあり、クラブでばか受けしたらしい、これがブレイクしてこのアルバムは売り上げがうなぎのぼりに。でもこのアルバムはわりとしっとりめの
バラードが多いのが特色。またネクストのメンバーとのデュエット(4)でも激唱してる=これがトップテンヒットに突入。全体としてはミッドテンポ、
バラード、ダンステンポと楽曲のレベルが高く、このシンガーの解釈力もかなり高い。ダイアンウォーレンなどの売れ線作家の楽曲が入っているのも要因のひとつ。安心して聞いてられるブラコンアルバム。(8点)