-味 いたって普通のウエハースです。ほんのりココア風味で柔らかい味に仕上がってます。
-クリアカード 箱内での被りはありませんでしたが、全24種なので一箱では全部は揃いません。 色合いもよく、数々のシーンが綺麗に閉じ込められています。
ただ、 なんで温泉シーンが奉太郎なんだ! なんで晴れ着姿のえるたそがいないんだ!
という点で☆-1
上巻は多数の登場人物の紹介や物語世界の説明のため、もたついた感じがします。しかし、物語は後半になるにつれて、勢いを増し、一気に読み終えてしまいました。 物語世界の独自設定は、謎解きの際に設定の一部が使われるくらいでしたが、物語世界独自の倫理観、価値観や論理で謎解きをしてくれるとより完成度が増したと思います。 一方本書をミステリとして一段高いところに上げているなと思うのは、なぜこの人が犯人ではないのかという点と、なぜこの人が「犯人でなければいけないのか」という点を論理的に示していることです。ともすると、「こうすればこの人に犯行が可能」という可能性だけを示して本格ミステリとしてしまう中で、エラリー・クイーンの国名シリーズのように、これ以外の解決は無いという点まで踏み込んで論理を構成しようという志は尊敬に値するものだと思います。 ミステリ好きなら読んでも損はしないと思います。
6つの物語の全てが楽しめました。 人間って怖いなぁって思わされます。 実際にどこかで起こっているのではないかと思わされる話ですが、実際に起こっていたら怖いですね。 伏線と結末のつながりもいいですね。
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