この本ではたまたま題材にやおいが選ばれたと言うだけで、
どんな趣味にも生じうる悲哀が描かれている様な気がする。

ずっと発売を待ってました。
自分は旦那側の思考が「あるある！」というタイプです。
なので「旦那が浮気してるかも知れないの！どう思う！？」と
聞かれた時、「お話を聞くと浮気確定だと思います」と答えて
相手が怒りだす心理が理解できません。
(恐らく奥さん側の方々は理解できるのだと思うのですが)

そんなこんなで２巻もまた、理系夫と文系妻のドタバタを楽しく
読ませていただきました。
ちかさんはとても魅力的な女性ですし、修平氏も相変わらずで
何よりです。
こんな楽しい夫婦ばかりなら、世の中もっと幸せになれるの
かも知れませんね。

ちなみにお話中にも出てきますが、ビーカーでコーヒーや
ラーメンを作るのは、使いなれているからという他に、目の前に
代用可能なものがあるのに食器をわざわざ持ってくるのは
非効率的という、合理的な理由(屁理屈？)もあるのです。
周囲の方々、どうかご理解ください。

シュレディンガーの妻は元気か(1) (バンブー・コミックス) (バンブー・コミックス)
笑えます。
理系の夫、修平と文系の妻、ちかちゃん。
そのモデルは、
「修平」中島沙帆子先生の旦那さま
「ちか」ちゃん中島先生
なんでも日常会話をそのまんまだそうで。
噛み合わない会話
噛み合わない思考
どこも共通点が見いだせない二人。
なぜ知り合ったのか？
なぜ恋に落ちたのか？
マカ不思議な夫婦の笑える日常コメディーです。

表紙の帯のキャッチコピー（旦那さまが書いた）
世界は論理に満ちています
対象を観察し、分析し、法則を見つけ出し、
理論的に行動すれば
全てうまくいくはずでした。
妻と出会うまでは。

裏表紙の帯のキャッチコピー（中島沙帆子先生が書いた）
このマンガ、ほどんど実録です。モデル、うちの旦那です。
帯の訳わかんないキャッチも旦那が考えました。
時々アンドロイドと暮らしているような気分になります。

この帯だけで笑えます。
中身はさらに笑えます。

この笑える漫画を読んで笑いましょう！
笑いは一服の清涼剤です。