「
科学忍者隊ガッチャマン」
第3作目として製作された本作ですが、「ガッチャマン2」での失敗(作画のバラツキ)を克服する為、作画力をアップする為の作画
スタッフに対する指導教養がかなりされたようで、努力の跡が見られる作品となってます。(全体的にはパート1には叶わないが、パート1をしのぐ作画の回は何話か有り)
最終回での作画(加藤茂)、演出、映像は大変素晴らしく、「ガッチャマンF」という作品の壮大なストーリーを終結させるだけの迫力の有るラストに涙です。
1曲目から『
探偵ナイトスクープ』のテーマソング『ハートスランプ二人ぼっち』で始まっているのには、思わず「おおっ!」と歓声を挙げてしまいました。「一発屋」などとバラエティーではからかわれている?円さんですが、このアルバムを聴いてイメージがちょっと変わりました。ちょっと切なくて懐かしい感じの歌詞とメロディーがいい味出しています。『
大阪BROKEN HEART』はラーメン『好きやねん』のコマーシャルソングなので、「どこかで聴いたことある!」と思われる方も多いと思います。もちろん、円さんの代表作『夢想花』も収録されています。
本の帯にあったコピーが秀逸です。
すなわち、
「分析ではない。洞察をせよ。」
分解し、分析して、要素から考えるのでなく、
全体から考えよう。
まさに、「機械論」から「生命論」へのパラダイムシフトを
促している素晴らしい本です。
個→全体に大きく視点が変わりました。