キャスト・テンポ・内容どれをとっても本当に最高です◎『人を信じて、いつも笑顔でいれば必ず幸せになれる』と言う優しい希美(
常盤貴子)と『信じる者は救われないわ』と言う強い栄田(
深津絵里)。北風と太陽のような正反対な2人が力を合わせて、いろんな問題に立ち向い、お互いに欠けていた部分が成長していく。温泉に売られたり、山に捨てられたり、訴えられたり…有り得なそうで有り得る!!ような展開が面白い♪《自分が好きになった相手も、自分を好きになるなんて…果てしない事だって気づいたの》《約束なんて嘘!!北方領土は返ってこない。永遠の愛を誓っても男は浮気をするし、友情を誓っても女は平気で裏切る》《男って昔の彼女を、冷凍庫に入ってる食パンか何かと勘違いしてるのよ。寂しくなったら、ちょっとレンジで解凍するだけでお手軽に食えると思ってる》とか…名ゼリフが沢山で思わずうなずいて共感してしまう♪それに知っていると心強い法律も楽しく学べます。特に毎回、駐禁を切ろうとする警察官(
篠原涼子)と栄田サンの掛け合いの場面は必見!!出演者も美人で実力派の女優3人の他に、
小林聡美、
香里奈。そして山ピー、陣内孝則と言った超豪華cast。隣人役の山田優はエンドロールの影でも出演していたり、北陽・虻チャンの毎回変わる配役にも注目!!それから山ピーの眩しすぎるヌードや『笑う角には福笑い』も見る価値あり♪
とにかく沢山笑えるケド、きちんと感動ストーリーにまとまっていて、人間ドラマなので、幅広い年令の方に愛される作品だと思います。
ドラマで知って、この漫画を手に取った。最初はドラマの印象からきれいな画を期待していたため、4コマ漫画のような画に戸惑ったが、読み進めるうちにすっかり物語にハマり、逆にこの画を好きになった。法律についてとても勉強になる。この巻では、不当解雇、飲酒運転取締まりの逃げ方、戸籍の種類、供託金、に関する知識が得られる。
なお、ドラマでは、栄田(
深津絵里)、田村(
常盤貴子)が女性だったけど、漫画では、二人とも男。しかも田村は、大野の事務所で実務をこなしている。ドラマもよく出来ていたけど、漫画の方がより専門的なところまで踏み込んでいる。法律を詳しく知りたい人なら、漫画の方が気に入ると思います。
「不機嫌なジーン」で向田邦子賞を受賞し、「風のハルカ」でNHK朝ドラを手がけた脚本家・大森美香さんの作品。初めて一人で担当した連ドラがこの「カバチタレ!」と知り、心底驚きました! 彼女の代表作と言って差し支えないのではないでしょうか。それくらいおもしろいドラマです。
行政書士の世界が舞台なのが新鮮でした。俳優さんも充実。知的でシニカルな現実主義者の
行政書士役が見事にはまった
深津絵里さん。人が良くて愚直、どこかズレていて損をしやすい性分の
常盤貴子さん。正反対の二人の友情がほほえましく、かけあいが最高に楽しかった。他にも、お色気婦警の
篠原涼子さん、若かりし頃の
山下智久さん、
妻夫木聡さん、存在感のある陣内孝則さん、
小林聡美さんなど人材豊富。演出のテンポも音楽も印象深く、おすすめです。
損をすることもあるけれど、ハート重視の正直者(常盤さん)が底力を発揮して最後には人を救うというストーリー、現実はそう甘くないと言ってしまえばそれまでですが、法律が必ずしも人にやさしいわけではないことを教えてくれましたし、何よりスカッとさせてくれました!