個人的にリローデッドに関してはアクションが最高に楽しめました。
初代マトリックスと比べ賛否あるかと思いますが、純粋に楽しめる映画ですよ。 随分前ですが、DVDがリリースされた当初は何回も見てました。
音楽用のPAシステムを使った「爆音上映」を企画し、映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」の元編集委員だった著者が、エスクァイア(日本版)、スタジオボイス、TITLe、ユリイカ、エル・ジャポンなどの雑誌に書いていた映画評や日記(と言っても私的なことではない)を集めたもの。全体を通して、著者は映画や音楽に対してドまじめに向き合っているが、筆致は重くない。
雑誌に書かれたものを集めたこの分厚い本は、一見単なる寄せ集めに見えるがそこには注意深く横串が刺されている。個々の映画評で一見関係が薄い映画や音楽を半ば強引に結びつけて語る事で奥行きを感じさせる事を著者はしているのだが、それと同じようにして、この本では別個に書かれた文章が(暗黙に)お互いを参照し合い、ゼロ年代の映画の風景と言ったものを立体的に描写する。
また、記述の中には音楽が常にちりばめられている。言うまでもなく映画は映像や言葉、音楽などで構成されるが、著者はやはり聴覚というか音楽から映画を観ているように思う。なので、恐らく聴覚人間の特性で、その批評はより主観的でより曖昧になっている。(これは、悪い意味ではない。)
ゼロ年代を生活した人にとってこの本に集められた文章は、この時代の風景や空気をよりリアルに記憶に留め思い出すための鍵とるだろう。
「アニマトリックスを見ていたから楽しめた部分も多し。 エージェント・スミスとのバトルや高速道路でのカーチェイスは何も考えずに楽しめるが、 会話のシーンになると何とも抽象的でわかりにくい。 特にアーキテクトとの会話。 光明が見えずにとても苦しい2作目でした。
映画本体はずこけモードになってしまいましたが、ドン・デービスによるスコアは逸品の出来。映画にはもったいないくらいの完成度です。 特にラストのナヴラスのとりは最高潮。 ただし、このサントラはほぼスコアで固められているので、前作群のようなロックのコラボレーションはないのでそこは期待しないように。 映画はいまいちでしだか、スコアは傑作。ドン・デービスさんの今後に期待でしょう。
2作目公開当時のマトリックスはすごい人気だった。 ポスターも入手困難だった。 それが3作目が公開したとたん、いっきに引いていった。 2作目のポスターは山ほどあるが、なんで顔がないの。 このカラダだけでモニカってわかるか、ふつう。
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