90年代前半の伝説化した歌舞伎町の雰囲気が映像越しにしっかりと伝わってきます。そして、主演の
真田広之をはじめ、
奥田瑛二、浅野忠信、今井雅之、松尾貴史と華と実力を兼ね備えた超豪華な俳優陣。路駐している
ベンツの窓を鮫島が特殊警棒で叩き割るシーンを初め、印象に残る神カットも満載です。(ジャッキーチェンと
真田広之は、全力疾走するだけでなぜかかっこいい。)シナリオも原作の魅力を損なうことなく、上手く2時間にまとまっていると思います。賛否分かれる?キャッチー主題歌もサビのメロディラインが脳内で何度もリフレインされ、映画の名シーンが蘇ります。この頃の日本映画は何でも
アリで面白かった。1998年に導入された映画のレイティングシステムが確実に日本映画を詰まらなくした。
予告編
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新宿鮫は何歳になったのだろうか?「実年齢などまったく関係ないから小説なんだ。」というご意見もあろうが
新宿とういう街に根ざしたリ
アリティーこそが本シリーズの持ち味に違いないので、さすがに10作ともなると多少の違和感も湧く。もちろん「
サザエさん」のような平和で日常的な作品であれば、そんなことはちっとも気にならないのだが、日進月歩以上の速さで変化を続ける街の表情を描き続けるには、どうだろう?
もちろん勤勉に第1作から発売日を待ち望んで付き合っている読者には、最新作は最高のご褒美であり、一気読みの繰り返しであることは言うまでもないのだが、やはり刑事、犯罪モノの常として、死んでほしくないキャラクターを「殉職」させざるを得ない展開は「太陽にほえろ!」の昔からわかっているつもりだが、一抹の寂しさが残る。
たったひとりで自らの復讐を遂げるために暴れる犯人とその息子、そしてそれをずっと支えてきた「純愛」など読みどころは満載であり、小説としてのレベルもやたら高いので、単行本で買って読んでもまったく損はしないが、シリーズとしての「そろそろ感」も禁じえない。
新宿鮫の大沢先生の原作なので、ストーリーは面白い。
ただし、操作性がいまいち。
コントローラで、キャラを動かすのに苦労する。
一言で言うと、○○ハザードの日本女性刑事版。
○○ハザードの方が完成度は高い。しかし、
主人公が、女性で、ミニスカートということろが、
私の趣味にぴったりだったので、評価は4となりました。
最近、ああいう、ミニスカートって流行らないのかな?
原作は原作。映画は映画と思ってみた方が面白いと思います。これはどの映画でもいえますが、原作を読んだあと映画を見るともの足りなさを感じることが多いです。僕は今回の映画は原作を読まずに見たので、それなりに楽しむ事が出来ました。
大沢たかおが出ている映画だったので注目してました。彼が出演していなかったら、もしかしたら見ていなかったかもしれません。佐田さんも美人でしたし、黒谷さんもよかったと思います。他のキャストも豪華だった思います。一人だけ”???”と思う人のいましたが、それ以外は良かったと思います。
内容の方ですが、斬新だったと思います。もっと評価されてもいいと思いますが・・・
大沢先生の本はほぼ全部読んでいます。これも出だしがなんとなく危なっかしくてスリリングです。時間がないのでなかなか読み進めませんが、気長に読んでいくつもりです。本は大変きれいな状態で嬉しかったです。