田中むねよしさんの作品は基本的にすべて買っております。 今回は本屋では買い逃したのでAmazonさんのお世話になりました。 18巻も買ったのですが、これは以前買ったものが紛失したので 再購入でした。
シリーズ第18巻の表紙イラストは水彩タッチで描かれた黄色のカウンタック。この表紙だけではなく前巻の巻末のヒキやあらすじにもあったとおり、内容にも大きな路線変更がありました。
これまでの感情移入型エンスー日記的な内容からスーパーカーブーム世代のクルマウンチク漫画への転換です。クルマいじりが大好きなディープなマニアファン層を切り捨てて、スーパーカー&レースカーファン層へアピールしたことが、どういう結果になるのかは、もうしばらく時間がたたないと分からないとは思いますが、ともかく40代のスーパーカーブーム世代であれば共感できる内容であると思います。自分は、まさにドストライクでしたね。(笑)
エランでサンデーレースに挑むエピソードを収録。 レース本番も面白いのですが、事前準備の話はとても興味深い。 性格的にこのあたりの行動パターンは同じなので読んでいて 気持ちが同調してしまう。 こういう細かい事にこだわる人(しかも物知り)って、 見ていて飽きないものなのである。
ユーノス・ロードスター編が一段落し、物語はアルファ・ロメオ75編に突入です。
主人公(筆者)曰く、人生最大の買い物をする前の最後のワガママだったようです。
なにしろ『チョッと古いイタリア車』ですから、いつものように『一般的な日本車』では考えられない事態の連続となります。
(私も古いポンコツ車に乗っているので親近感を覚えますが・・・)
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