今回の失敗は,恥ずかしいだけでは収まらず,下手をすれば懲戒など,自らも被害を被ってしまいかねません。
とはいえ,慎重に行ってばかりでは,本当に困っている人を救ってあげられないことにもなりますし。
そういった相反する思いの狭間で成長していく姿を,もっと見たいと思います。
D端子でPC画面でプレイするために購入。 音質などは他レビューで書かれている程気にはならない。 コストパフォーマンスを考えるといいのでは?
だがしかし、D端子オスとメスの配線が入っていると表記されていたが、オスの方が入ってなかった。 使用に問題がない為返品はしないが、少し残念です。
正直買おうか買うまいか迷った……。不倫相手の婚約不履行なんて、どろどろしていてあんまり読みたくないのよ……。正直この手の漫画は眠る前の至福の一時のおつまみみたいなもんなんで、寝る前にどろどろの愛憎劇のような痛い話はいやだな、と。でも、1、2巻の話の作りが丁寧だったので、買って読むことに。
内容は、確かに多少どろどろしたところはあるものの、そこは明るい楽子ちゃんのおかげで楽しく読めた。これは楽子ちゃんの人徳故か?
今巻では登場人物の隠された面が、次々と明らかになっていく。とうとうお気楽な楽子ちゃんもはったりを覚えたか、とニヤリとしたり、兄弁東海林の隠された一面が垣間見えたりするのだが、やはりなんと言っても事務員の久保田嬢なんでしょうね。
1、2巻で妙にクールで諦めた処のあるキャラだと思っていたが、この様な隠された過去があったとは……。
チーム菅原一団ととなって事の収集に当たろうとするも、いまいちトップが頼り無い……、かと思いきや、なかなかやりますね菅原先生も。
クールに見える久保田嬢も、実は裏で不運に泣いていた。それでも親子二人、必至に寄り添って生きていく姿が健気。そしてそれとなく見守る菅原先生も頼りがいがあります。人間関係を法律という目を通して、あくまでも数量的にしか扱えないもどかしさの中、奮闘していく主人公が明るく爽やかで、見ているこっちも幸せになってくる。読んでいて知らず知らずに法律の知識も増えていく。読んで損はしないはず。
今回の収録は18から21話、メロディ2010年8,10,12月、2011年4月掲載分でした。
テーマは詐欺(無銭飲食)で利益窃盗で不可罰主張、当番弁護士制度、弁護士バッジ紛失、痴漢否認、協議離婚など、今回もカネにならない事件ばかり扱ってます。
新米弁護士ってこんなものなんだろうなーとほのぼのしながら読みました。身近な事件ばかりで共感がもてます。
痴漢冤罪は訴えられたらオシマイだという固定観念がありましたが、いい弁護士がつけば何とかなるケースもあるんだなと感心しました。
本当にこんな事例があったかは知りませんが、うまく処理できる可能性があるというのを取り上げたのは、新しい視点だったかなと思います。
登場人物の人間関係の方も、事務所の仲間某の移籍含め、事件を通して、いろんな登場人物の情感の機微みたいなものが描かれていて、面白かったです。
新人のときの、挫折や自立しなきゃという焦りは凄く共感できます。
某さんも、やっと挫折を乗り越えて、巣立っていくことができたんだなあ、としみじみしました。
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