山下達郎さん、大貫妙子さんのいたシュガーベイブの唯一のアルバム。 今また、脚光を浴びてその演奏力の高さ、洗練されたセンスが光っています。
坂本真綾というフルサイズのミュージシャンの作品としてではなく、アニメの主題歌としての切り口から一言。
アニメの主題化を選ぶ方法はいろいろあるが、基本的にはオリジナルが多い。そうした中にあってカバーを選択するのにはそれなりの理由があるだろう。一番はやはり監督の抽斗の中にぴったりのイメージの曲があったり、ちょっとしたひらめきで結びついたり。
そして、それを誰にどんな感じで歌ってもらうかと言うことも重要な要素。いくつかのデモを聞くのか、監督やスタッフが一本釣りで選んで依頼するのかはよく分からないが、この作品は坂本真綾という実力ある「歌い手」を選んだところが大ヒットと言える。
ほぼメインストリームでは自分のために作られた曲を歌い続けてきた坂本にとって新たなチャレンジでもあるが、新たなフィールドで如何なく実力を発揮している。
カップリングである、「悲しくてやりきれない」も独自の解釈でまったく別のものに仕上げるあたりも驚き感心した。初回特典のDVDは販売会社の作ったオマケですが、この曲がファンへのオマケなんじゃないかと思います。
難波界隈をだらだらと遊び歩いた学生時代まんまの「大阪ストラット」、「ガッツだぜ!」と恐いもの知らずでただ我武者らだった新社会人の頃から、「バンザイ〜好きでよかった〜」という勢いで結婚。仕事5年目にしてチャンスを目の前に躊躇していた自分を「それが答えだ!」と後押し。しかしその後挫折、鬱々と暮らした時期には、「笑えれば」/「ええねん」/「暴れ出す」を口ずさみながら何とか這うように生き延びてきました。そして現在、長いトンネルを抜けるため少しだけ勇気をとりもどそうとする気持ちを、少し抑えたトーンでかつ高らかに謳ってくれる「サムライ・ソウル」。
ウルフルズの15年間は、恐いくらいに自分の15年間にダブるのです。あたかも「親戚の兄ちゃん」が応援してくれているかのようでした。バカでいい加減、不器用だけど困った時には必ず助けに来てくれる(役に立たない事もあるけど(?))、そんな感じですか。
もちろん、タイトルから想像するとおりの内容(?)の「バカサバイバー」や「借金大王」など、「A.A.P(アホアホパワー)」も炸裂です。とにかく聴けば元気が湧く全18曲が詰まったBEST of BESTです。
問題は、この「PV付き」にするのか「ライプDVD付き」、それとも「通常版」か?という困った選択。
私はやっぱり愉快なPVを選びました。「★5つ」以上ですよ、これは。「大丈夫」、「相愛」以外の全て収録しているなんて、「オマケ」の域を越えています。まさに「事件だ!」デス。価格的にも「CD付きのDVD」って考えてますが、いかがでしょう?
♪神様なんていないと思う 僕は一人で部屋にいる...
WINTER WONDERLANDのB面1曲目、 「SKYLIGHTにポプラの枯葉」はこんな歌詞で始まる。
秋の明るい日差しを思わせる印象的なサウンドや、きれいなメロディにのせて、 失恋を歌うこの曲は、数ある銀次さんの曲の中でも特別大好きな1曲だ。
少し早く帰宅した午後、オレンジ色のこのレコードをターンテーブルに乗せると、 とても幸福な気持ちになることができた。
そして、思いが届かないことを知った秋の日、 この歌を口ずさみながら、今の自分のことを歌っていることに気づいた。
♪一人でも僕は大丈夫さ...ポプラのように伸びやかに今を見つめて...
秋の午後の晴れやかな空を思うと、今でも、この曲が頭に流れる。
12曲目の「DOWN TOWN」目当てで買いました。
80年代大ヒットのフジTV「オレたちひょうきん族」のENDテーマで、当時のビートたけしや明石屋さんま全盛期の頃の古き良き場面が脳裏に浮かんで来る一曲でもあります。
この他にも名曲揃いで、全体的に80年代のいい雰囲気でガツンとパンチのきいた、いいアルバムです。値段も割安感があるしw。
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