様々な分野で第一線で活躍されながらも最高齢の方たちへのインタビュー集。 全員に共通しているのは必ず大きな逆境や回り道をしていること。 五年や十年の失敗や不遇は人生からみたら取るに足らないことだと再確認できます。 一時辛くても、それは「スパイス」で、塞翁が馬です。 そう信じ込めれば楽しく生きれると思えます
『21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと』
がチェルニー(ツェルニー)の効果に疑問を呈しているのとは逆で、チェルニーは「やった方がよい」という前提で、「学ぼうと思えばこんなにいろいろ学べる」と楽曲分析をした本です。
悪く言えば、嫌がる子供をなだめすかす本です。
したがって、「チェルニーはほんとに役に立つのか」という肝心なところには触れていません。やって当たり前ということでしょう。
確かにチェルニーだって、凡庸とはいえ、曲といえば曲なので、学ぼうと思えば楽曲分析等、色々学べるのでしょうが、それはどうしてもチェルニーでなければ出来ないのでしょうか。
他の大作曲家の楽曲分析(アナリーゼ)の方が得るものが多いと思います。
『ベートーヴェン ソナタ・エリーゼ・アナリーゼ』
『和声と楽式のアナリーゼ』
など、他に優れた楽曲分析本があるので、それらに当たってみた方がよいでしょう。
TBSの永さんの番組で松島トモ子さんが紹介して即購入。このお年で素晴らしい!フジコヘミングしか知らなかったので、感激しました
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