最初の4曲(ファンタジーゾーンとギャラクシーフォース)で星3つ。 あとは可もなく不可もない感じ。特にギャラクシーフォースは超が つく名曲なので、聴いてから死んだ方が良いです。
02年にアーケードで稼働、6年の年月をへて家庭用へ初の移植となるケツイ。
内容はアレンジされてはいるものの、ケツイという作品のもつ魅力は十分伝わる内容になってます。
充実なオプションの仕様、複数からなるゲームモード、初心者向けに配慮された内容が特に目を見張るものがある。
・シングルプレイ
・マルチプレイ(VS MODE,KIZUNA MODE)
・トレーニングモード
・リプレイ機能
・ダウンロード(体験版の配布)
・EVACレポート
・おしえてIKDさん!!
本編もおもしろいのですが、特に「おしえて!IKDさん!!」(IKDさん=原作者)というおまけ的なコンテンツがすばらしく、
単純なファンサービスのように思えるコンテンツですが、実はわかりやすくシステムを解説してくれる内容になっています。
倍率の仕組み、ロックオン、空ロック、再ロック不能時間についてなどマニアックなコンテンツがあり、コアなファンも楽しめそうです。
IKDさんコンテンツはゲーム本編をやり込むことで家庭用、アーケード、??、と3種類のコンテンツが増えてゆく仕組みになっています。
とにかく丁寧なつくりで、製作者のタイトルに込めた愛情が伝わってきます。
弾幕シューティングという見た目から難しそうだなと敬遠していたカジュアルなユーザーにこそプレイしてもらいたいです。
同梱になっているアーケード版攻略DVDはAタイプのみなのが唯一残念とこでしょうか。
Bタイプはゲームソフト内部で見られます。
スコアは見てのお楽しみってことで、DVDの内容が予想以上ですごいです。
目がテンになること間違いなし。
私がケイブの最高傑作をひとつ選ぶとしたら、間違いなくケツイを選びます。
特に最近の弾幕ゲームと言ったら弾の道を辿っていくゲームが多いわけですが、ケツイは毛色が違う。
敵の弾を引きつけ、切り返し、誘導するというシューティングゲームらしさのある要素がふんだんに盛り込まれている。
それでいて弾幕に突っ込んでいって弾の海の中で避ける、弾幕シューティングゲームらしさを失っていない。
ケツイの敵弾は見極めが難しい球は多いのだけれども、よく見れば何のことはなく切り抜けられるような弾が多い。
例えば3ボス発狂は青玉に寄り添うとか、5中ボスの発狂は画面真ん中のほうが避けやすいとか、弾の撃たれ方を観察すると避けられるようになります。
しかもこういった弾の撃たれ方が面白いのです。
見ているだけで楽しめるゲームはそうそうない。
この家庭用版は、他社製でXBOX360に移植されているシューティングゲームと比べると追加要素はやや物足りないかもしれません。
攻略DVDがないとか、追加ステージ・モードの存在、ステージセレクトでボス戦を選べるかどうかとか。
ケツイの面白さが分かりかけてくるのはしばらくプレイした後ですので、コアなシューティングゲーマーと言えるでしょう。
それでも本当に出来の良いゲームだというのはかわりありません。
というのが一番の印象でした。勿論良い意味でです。
近年、ゲームミュージックは、メディアの大容量化やハードの高性能化に伴い それまでの制限が取り払われ、表現の幅が他の表現媒体のように広がり、 様々なジャンルの音楽がゲームミュージックに使われるようになりました。 現代においては特に、映画やアニメの音楽などにも劣らない、 非常にクオリティの高いゲームミュージックも当然のように見かけます。
そして従来用いてきたチップチューン、つまり 制限された音源を元に音楽を演奏する方式は 「必要性」の喪失により、次第に影をひそめていきました。
しかし、「必要性の無い」ものは、価値の無いものなのでしょうか?
並木学氏のこのゲームミュージックは あえて制限の多い、 チップチューンによるゲーム音楽の表現がなされています。 具体的にはプレイステーション初期時代くらいの印象を受けました。
そして感じたことは、「ああ、良いなあ」です。
いわゆるピコピコ音と呼ばれる極端に制限されたチップチューンではありません そのような極端な意味合い、または懐古的な意味合いでの良さでは無く、
チップチューンの表現技法としての普遍的な魅力をはなっていると感じました。
近年、XBOX360のLIVE アーケード等で、 昔ながらのサイドビューのゲームがたくさん出ている事をご存知でしょうか? これらのゲームは構成がシンプルで、手軽に作れ、手軽に遊べるというメリットを有していますが 私が感じるのは、この制限の多い構成から感じる「普遍的な魅力」です。
こういうものが、「良い」のです
長々と語りましたが 並木学氏の奏でる世界観や煌びやかさに胸を躍らされ、 そして何より、ゲームミュージックって、良いなあと感じされられるサウンドトラックでした。
ゲームをプレイなさった方は勿論、 様々な方向の音楽に興味のある方は、是非手にとってみて ゲームミュージックの持つ「普遍的な魅力」に触れてみてはいかがでしょうか?
良くも悪くも玄人向け
新規層を取り込もうとする要素まるで無し 自分みたいにゲーセンでやりこんだ人向け
意外とXモードが面白い
画質についてとやかく言われている本作であるが 元が15khzの解像度、なぜHD対応じゃないとNGなのか HD対応したら本作のアーケード版らしさが失われる
原作を忠実に移植と言う観点から言えば95点
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