磯山さやかチャンの大ファンですが、OAの時に最初の数話を見逃していたので、DVDで一気に見ました。
出演者が全員、芸達者な方ばかりで、その名演技に唸らされました。(お色気担当のAV女優さんは、それなりですが)
長野さんと磯山さんがつむぎだす、古典的な胸キュンラブストーリーと、周辺を固める脇役のギャグで、笑うやら、せつなくなるやらで大変です。(3話から10話くらいまでは、デッキの停止ボタンが押せません)
長野さんは、月9の帝王キム○クに勝るとも劣らない演技力があると思います。コミカルな演技では、確実に上でしょう。
最終回がやや唐突かな(主人公の奥さん急変しすぎ)という感じはありますが、設定や考証を理解しつつ真剣に見なくとも、気軽に楽しめる娯楽作品です。
全巻読んだ上でのレビューです。 漫画というものの本質を見せてくれる作品ではないでしょうか。 漫画とは、アートでもなんでもなく、 また、道徳的なクレド満載な絵本でもなく、 線画の美しさを競う技でもない、 我々に内在している狂気を剥き出しにしてくれる アンダーグラウンドな表現手段なのではないでしょうか。 小汚い定食屋に転がっている紙質の悪い膨れた漫画雑誌の 中に何百何千回と果てしなく欲望と絶望についての 物語が詰まっている。そしてそれは消費され、ゴミとして朽ちていく。 それは永遠化された産業活動と消費行為の出口の無い回転の中で もがいている人間自身の姿そのものであるかのようです。 そういう人間の溝臭さをたっぷりと見せてくれる作品です。
概要: 一年ぶりに帰郷した寅さんは、葛飾商業の恩師・坪内散歩(東野英治郎)と、その娘・夏子(佐藤オリエ)と懐かしい再会を果す。酒を酌み交わしたものの、寅さんは胃けいれんを起こし入院してしまう。しかし寅さんは病院を抜け出し、無銭飲食をして警察沙汰となり、さくらは心を痛める。故郷を後にした寅さんは、京都で夏子らと偶然再会し、散歩先生の薦めで、“瞼の母”に会いに行くが… 散歩先生とその娘をめぐるエピソードの暖かさ、瞼の母に感動の再会と思いきや、実は…という悲喜こもごも。爆笑のなかに、ミヤコ蝶々演じる、寅さんの産みの母・お菊が、重ねて来た苦労が偲ばれる細やかな監督の演出など、みどころタップリ。 佐藤オリエ 東野英治郎、ミヤコ蝶々、山崎努 京都、三重県柘植
寅次郎の恩師坪内先生の東野英治郎の演技が小気味よい 「しかしだ。おまえなんかより少し頭がいいばっかりに、おまえなんかの何倍もの悪いことをするやつが、うじゃうじゃいることだ。 こいつは許せん!実に許せんバカモノどもだ!! 寅さんの恩師。不良で手がつけられなかった寅さんを分け隔てなく可愛がる。柴又で英語塾を開設し、子供達を教えている。情に厚く、大人になった寅さんに対しても、昔と変わらずに説教をする。」 東野英治郎 とうの・えいじろう/1944年、俳優座設立に参加、舞台、映画、テレビで幅広い活躍をした。特に1969年から14年に渡って主演した「水戸黄門」(TBS)の“黄門様”はお茶の間に親しまれた。テレビ「男はつらいよ」で、散歩先生を演じている。 東野 英治郎(とうの えいじろう、1907年9月17日 - 1994年9月8日)は、当時62歳、現在の感覚からいえば75歳ぐらいに見えるくらい老けている。 映画の中では、寅次郎が江戸川で釣り上げた鰻を食する直前に老衰死してしまうが、実際にはその後25年間生きることになる。86歳まで生きる。
この第2作では、なんと寅次郎の実の母親が登場する。両親とはとうに死別していたと思っていただけに、驚いた。
「はるか17」「シマシマ」など、今までの山崎マンガを読んでいる人にとっては 同一人物が描いたとは思えないくらいのギャグ絵に徹していて驚きました。
絵はとても可愛いです。 やはり長年やっているだけあって、絵が非常に上手い。
最初から最後まで、ほぼ夫婦しか出てこないストーリーですが 夫と妻のキャラクターが確立されているので、大変楽しく読めました!
ギャグセンスの高さにも驚きです。コマとコマの間合いが絶妙すぎる。 私は「初老か!」というセリフがツボでした(笑)。
あと、「悠貧」という言葉がすごくいい。こんな言葉は初めて聞きましたよ。 ダーリンのオリジナルワードなのでしょうか(笑)? 「悠貧」の第7話には、特に共感できました。
洋楽に強くて、いつも料理してくれて、包容力がある。 20の年の差を感じさせない所以は、 やはり人間性なのだということをこの本から学びました。
新キャラの銀浪ユング(斎賀みつき)に(記憶がないのでワケが分からないまま)攻撃されるルッシュを庇うフロワ。
ユングに聞かされた自分の過去に戸惑うルッシュや、ルッシュに対してだけ攻撃的なユングがすごく可愛いです。メリーも脇役なのに良い味だしてます(笑)
ただ、この巻だけは物語がわかり難いのと、もう少しボリュームが欲しいな、と思ったので★4つで。
次巻がどういう結末になるのか楽しみですね。
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