ハロプロメンバーの光る個性を楽しめました。けれどもそれはMCでのはなし。ダンスや歌では、コンサート毎にセットリストが変わったらしく、特にソロでは歌を物に出来ないままのぶっつけ本番のよう。元歌が逆に簡単に真似の出来ないスペシャルなものだったと認識した。 亀井絵里、リンリンの元気娘たちが抜けた穴はそうそう埋まらないモーニング娘。新メンバーが今後その元気を娘。に再注入してくれそう。 名曲JUMPで締まったが、最後まで連動するグルーヴ感がなかった。 数年後、ここからのスタートだったと思い返すかも知れない。 震災前のこのコンサート。震災後の今聞くと、共生と協力を日本中に呼び掛ける歌詞が至るところにあることが胸に迫る。
婚約後、めっきり活動を控えてしまい当時の勢いが強烈(色々な意味で)だっただけに、お祭り事のような出来事として今感じる。デビューは87年にまで遡る。しかし、ブレイクしたのは89年の「ストレス」からなので、実際森高=90年代前半というイメージがある。そして本盤も選曲はその時期がメインだ。 森高は、所謂「バンド」「ビーイング」「小室」と3ブームの間をぬって活動した訳だが、そのいずれにおいてもセールスを残していた。それでいて、上記ブームにはなんら影響されることの無い独自性も持ち合せていた。それはサウンドのみならず、キャラクターまでも。やはり印象的なのが「ストレス」の写真だ。極端なミニスカートとハイヒール、原色重視の衣装と巨大リボン。。しかし、既存のアイドルと一括りにできなかった。なぜだろうか?実際あの時から作詞を自身で手がけていたのも無関係ではないだろう。そして、外見だけでなく歌詞においても随分独自な世界を繰り広げていた気がする。 延々と県庁所在地を紹介する♯1は、その好例だ。ライブでは良く引き合いに出されていた曲でもある。♯6も煩わしい男をハエに例えて軽快なリズムに乗せて歌うなんて発想自体、異色だった。しかし、そのような疎ましい題材を歌っても、朗々とこなしてしまったのは流石だった。 しかし、そのような滑稽ソング以外にも感傷的にさせるような名曲も残した訳で、例えば♯4がそうである。北関東の固有名詞を引き合いに出しつつ、当時番組で縦笛を吹くという意表を突いた技で見事に郷愁感を与えられた。♯2もまた彼女の代名詞的曲で、担当ラジオのエンディングテーマだった。クリアーな楽器の上で見事に雨の情景を現していた。 その他♯5や8等、旅情感を湧き起こす爽快な曲が多いのもまた魅力であり、当時飛行機の広告塔として使われたのも今となっては納得できたりする。
確かに「今さら」の組み合わせですが、このシングルの価値は、雨 (as right as rain mix) にあると思います。シングルヴァージョンともアルバムヴァージョンとも違う、落ち着いたアレンジに好感が持てます。
森高さんがうたっていたときも好きだった曲ですが、あややが歌ってもちょっと違った感じで良かったです。
大人びた表情のあややが堪能できます。素敵な曲ですが、ちょっぴり切なく 歌い上げる大人の表情のあややが発見できます。必見です。
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