いやー良い話だねと、若干うるうる気味の
私の横で妻曰く「アメフトのルールがわから
ないから、、、」
このへんが劇場未公開の所以でしょうか。
とても良質な作品です。実話であることが
感動を呼びます。学校、家族、地域、
いろんなところの再生の話です。
かつての某局の意欲番組「ご近所さんの力」を
思い出しました。観終わるとさわやかな風に
つつまれます。
10年以上前の作品のせいか画質・音響ともにブルーレイの効果は認められませんでした。主役3人は不真面目な役をまじめに演じており最後までストーリーに入り込めましたが、残念ながらブルーレイの保存版よりDVDのレンタル向きかなという印象です。
湾岸戦争を振り返る上でも見ておいて損はない映画。画面のいたるところから滲み出てくるカオティックなエネルギーも魅力。 表向きはコメディらしく取り上げられていたが、実は相当きわどいテーマを扱っているように思える。「フセインはアメリカが育てた」ということをはっきりと言っているし。映画の核のひとつは、メディアを通じてしか情報を受け取っていない、米国的な価値観しか知らない兵士達が、金塊をきっかけにして第三世界の異文化の中に突然投げ込まれたときに体感するであろう混沌とした状況だと思う。金塊はともかくとしても、一見シュールで非現実的に見えるディテールは実際かなり現実に忠実なものらしい。 ハリウッドからも、このような米国びいきのない戦争映画が作られてくることにいささか驚く。アメリカ社会の奥の深さには感服せざるを得ない。(まあ今のブッシュ政権下でこの映画が作れるかどうかはわからないけど。(笑))米国の自己中心的な価値観への良質な批判にもなっているエンタテイメントだと思う。
フレディ・キングのFederal録音の決定版CDといえばやはりボーカルものとインストのヒット曲をバランスよくもバッチリ網羅した英Ace社からの「Blues Guitar Heroe」と、それに漏れたがクアリティは申し分ない曲をまとめた「vol.2」だろう。本盤は当時のレコードをそのままCD化したインスト・オンリーのアルバムで、大ヒットした「Hideaway」をフューチャーしている。時代を思わせるジャケットはやはりLPサイズで欲しいところ。
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