自分は知り合いの引越し作業の時に記念に貰った。
表紙のイラストが綺麗だなとは思ったが、特に期待するでもなく読み始めてみる。
すると、絵は綺麗だし台詞もいい。演出も最高だ!
だが始めは伏線ばかりで多少イラついた。「この本何かの続巻なのか?」と思わされてしまう。
しかし二巻を読み始めるとそんなことも気にならなくなった。
絵が綺麗だしキャラがしっかりと立っている。個人的には双子が好きだ。
集めてみようかなと思った。
・伏線が多い
・バトルシーンがある
・キャラが多い
上記が大丈夫な人にはかなりオススメだ。
ビート、フロウとリリックの絡み合い方、それに楽曲同士が作用しあう構成もすごい。嫌味のないインテリジェンスに溢れたアルバム。 しかし「右も左も危なっかしい」からグレイゾーン、ということで、雑誌とかで「つまりは凡庸」と揶揄されたり、「潜在的多数派=グレイゾーン」みたいな解され方をしてるのが腑に落ちない。 ここにいうグレイゾーンとは一元的な価値観にとらわれずに思考し続ける状態のことを指すんだろう(石川忠司のいう「中庸」と通じるかも)。「いまあるパイを取るんじゃなくて俺たちにしか取れないパイを作っていく」ってJIN氏が云うのもそういう思考するリスナーを開拓してく決意表明。カックイイ。気概だけでなく、音がしっかり腰にくるからなんとも気持ちいいし。 今のところ日本のヒップホップにおけるエデュテイメントの最良の形だと思う。大傑作!
まず、最初に言える事は、『最近面白い漫画が無くて読むものが無い』なんて嘘ですね。 『ジャングルの王者ターちゃん』で知られる徳弘正也さんの近未来漫画です。 過去の著者が手がけた漫画同様、下品でスケベな漫画ではありますが少し、いやかなり様子が違います。 これは、本当に面白い。 男女は完全に隔離され、バーチャルセックスで性欲をコントロールしている世界。 そんな中で出会った男と女。 バーチャルで満足していた彼らは、生身を求めて動き始めます。 近年の科学進歩を題材にした人間の根本を描いた作品と言っても大げさでは無いでしょう。 人間の欲求をストレートに表現した近未来恋愛物語。 ラブストーリーです。 興味を持たれたのなら、絶対読んでみるべきです!!
グルメ漫画の最高峰といってもいいかもしれません。 発表当初は、内容がかなり衝撃的でした。 私の実体験として、私の友人のお父さんが日本料理の料理人でしたが(しっかりしたお店にお勤めでした)、料理の世界が奥深く描いているこの本に感銘を受けていらっしゃいました。 プロの料理人が何度も読み返すような充実した内容が、1巻から20巻程度までにはありました。 その時期までは、第一に、登場人物同士の人間関係の問題(特に山岡と雄山との関係)、第二に、料理に関する深い見識、の二つがよい緊張感をもっていました。 しかし、その後は、山岡と雄山との関係のみならず、登場人物同士の人間関係の問題が急激に前面に出てきます。 それでも、山岡が結婚するあたりまでは、ある程度の緊張感が保たれていましたが、その後は、緊張感が失われていきました。 また、原作者が、「軽薄なグルメブールの扇動者」という批判に過度に反応し、単調な、お説教調の話に転換していったのは残念でした。 もちろん、食が抱える諸問題に真摯に向き合う姿勢は共感することができますが、それが「単調」になっているのが気になります。 現在の連載作品の問題点に話が及んでしまいましたが、この本が不朽の名作であることは変わりありません。
ライムスターに関しては、あまり熱心に聴いていないのですが、この3rdアルバムは、《無条件》に傑作だと思います。ライムスターは、あの《ギドラ&ペイジャー》よりも、デビューしたのが早いのですが、作品的には、《ギドラ&ペイジャー》に負ける感じがありました。ところが、この3rdアルバムにおいては、あの《ギドラ&ペイジャー》に勝るとも劣らない、素晴らしい世界が展開されています。ギドラの『空からの力』、ペイジャーの『DON'T TURN OFF YOUR LIGHT』、そして、このライムスターの『リスペクト』に関しては、ほとんど日本語ラップ界の《三種の神器》という感じがします。私も、もう、こういう音楽を聴く年齢ではないのですが、やはり良いものは良いです。(と、遠い目で若き日を想う、自分がいました。)
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