迷いましたが、買って正解でした。 表面は手触りの滑らかな起毛素材で、ハウスチェック柄の歪みもなく縫製も綺麗でした。 容量に余裕のあるちょうどいいサイズと、英国調のシックなデザインで付録にありがちな安っぽさもなくメインで使えそうです。数あるトートの付録ではこれが一番でした。 ただファスナーやスナップ、ポケットがないので、バッグインバッグは必須です。 来月号の、珍しいデメルの猫柄のポーチも気になりました。
ダッフルコート、ピーコート、トレンチコートを「コートの中のコート」と評価し、取り上げている本です。 3種類のコートについて、歴史を書いた部分が各6ページほどありますが、これが意外と良い内容で、「ダッフルコートはイギリス海軍が好んで着た」などの情報も得られますし、古い写真も結構掲載されているので、「コートについての歴史に興味がある」という人は楽しめる内容だと思います。 その他には、セレクトショップなどのコートの紹介(量的には一番多い)、オーダーコート、コートの直し(サイズ調整)などがあります。 わずかですが、現代のモデル(記者?)が、それぞれのコートを着ているページがあります。個人的には、このページには、例えば軍隊のカッコイイコートの着こなし写真を使って欲しかった。そうすれば、本に「重み」が増したように感じます。
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