ほぼ再録で厚いとは言えないのですが、ボリュームを感じます。得に、描き下ろしのイラストにはやられました。そのイラストの為に1000円を掛けても安く感じるのは自分だけでしょうか。お腹いっぱいです。
ですが、イラスト上仕方ないのだと思いますが、シェリル以外のキャラも収録されてますので、シェリル本としては…。
でも、描き下しのイラストでそんな気持ちも吹っ飛びました!
PV風の楽曲映像とキャラクターへのインタビュー映像を交互に収録した作品。
インタビュー映像はアニメとしてはなかなか新しい試みだったと思います。
楽曲映像は一部は完全新規のPV風映像もありますが、基本的にはTV本編と劇場版の映像をダイジェスト的に使用した作りになっています。
収録された曲もフルサイズではないものが多く、残念なところです。
個人的には、各楽曲ともフルサイズで、実際のアーティストのPVのような感じの映像を期待していたのですが・・・
しかし、「アナタノオト」「ノーザンクロス」「ダイヤモンドクレバス」はほぼ全て新規の映像の「楽曲のPV」を強く意識した作りになっていていいと思います。(CGモデリングされたキャラクターの完成度や動きは、ちょっと前のゲームのような感じですが・・・)
第2弾があるなら、「PV映像」を意識したダイジェスト映像無し・全編新規映像&フルサイズでの発売を期待します。
5、6話は銀河の小悪・・・もとい妖精のシェリルに焦点を当てたエピソードが多く、 巻き込まれるアルトは女難なのか役得なのか、とにかく頑張れ主人公(笑) 7話は遂に本格的な初戦闘。これは凄い。とにかく熱いエピソードです。 見所の多い巻であることは間違いがありません。
第5話「スター・デイト」別名「フロンティアの休日」(嘘) 個人的にこの話で好きなのがシェリルがアルトとの別れ際に見せた一瞬の憂い顔です。スタッフ凝り過ぎ。 それにしても、アルトは美味しいところ総取りですねえ(苦笑)
第6話「バイバイ・シェリル」 個人的には空気が読めないという感じにされているがランカの芸能界入りを祝福するシーンのアルトの事務所をいぶかしむ意見が非常に印象的。 元歌舞伎女形の経歴は伊達ではないか。意外に使い勝手のいい設定だ。 それとアルトが来た時のシェリルの赤面が印象深い。 イヤリングは彼女にとって大切なものであることには違いないでしょうがアルトに会うには既に口実に過ぎないのでは? EDの演出は見事。ED曲に合わせて出撃準備という「嵐の前の静けさ」が描けています。
第7話「ファースト・アタック」 本シリーズ初の本格的な戦闘。シェリルの歌に合わせてそれぞれの得意分野とパーソナリティを描かれながら活躍するスカル小隊達、 「初陣」ということで、いきなり活躍できるわけないが、ある程度の見せ場は必要ということで アルトもきちんと主人公としてアイデンディティを確立できるだけの活躍をしております。 新曲が流れた瞬間のアルトのバルキリーのアクションは凄すぎ。演出面でも音楽+ロボットアクションここに極まれり。
1曲ごとの完成度の高さにも驚きましたが、捨て曲がないだけに留まらず、1枚のアルバムとしての完成度は素晴らしいの一言。 アルバムだと大抵、2回目以降は飛ばす曲があったり、好きな曲だけリピートするんですが、 このアルバムは何度聞いても1曲目から最後の曲まで聞かせるだけの圧倒的な力があると思います。 実際何度もリピートしてますが毎回、1曲目から最後の曲まで通して聞いてしまいます。 歌詞、曲、歌全てが素晴らしく、曲の配置も完璧とくれば文句のつけようがない、拠ってこの評価です。
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