槙村さとる氏の原作をもとにアレンジされた日本のドラマの要素を引き継ぎながら、さらに台湾風にリメイクされたドラマ。 私的には最初に見たこの台湾版が、原作よりも少女マンガチックで一番好きです。
カッコいいヴィックが好きな人にはやや不評のようですが、しかめっ面でガミガミ怒鳴るキャラクターはとても新鮮で、ドジな弟子を鍛えるうちに彼女のひたむきさに影響され、次第に優しく和らいでいく表情が魅力的です。
そしてドラマ初出演というヒロインのパティ・ホウ。 台湾ではキャスターなどを務め、知性派タレントというイメージなのだそうですが、このドラマでは世間知らずの天然系お嬢様役。 ヴィックに散々怒鳴られ、時には泣きながらもめげずに料理の修業に励み、いつしか偏屈師匠の心をも癒していく、明るい元気なキャラクターを熱演しています。 観ている私もキュートな笑顔に癒されて、最後まで楽しめたドラマです。
「薔薇の恋」「イタKiss」に続くチュウ・ヨウニン監督作。 時間がかかりましたが、DVD化されてうれしいです!
「冷静と情熱のあいだ」から、吉俣さんのファンです。
エンヤの曲をメインにした宣伝戦略で、当時、吉俣さんへの注目度は低かったですが……。
弦楽器を中心とした、繊細で美しいハーモニーはさすが。
そして、ひとつの映画、ドラマでは聞くことのできない、多彩なジャンルが起用されていて、聴く楽しみが広がります。
残念なのは、ピアノの音。
特に13曲目の「直」はひどい。
こもっているのにキンキンと高音域が耳に障る。
せっかくやさしく、わざとそういうスタジオで録ったのかと思いきや、そうじゃなさそう。
弦の引き手もわざとなのか、音感がないのか、微妙にずれている。
サウンドトラックにとって、残響、エフェクト処理は、もうすこし丁寧にあるべきだとおもう。
逆に「眠れる森」は文句のつけようもない、吉俣サウンドだった。
聴きたかったのはこれ!! と声を大にして言いたいくらい。
ともあれ、吉俣さん入門編としては、おすすめの一枚だと言えます。
パン作りが好きで、毎日パンを焼いていますが、この本のとおりに作ったら、間違いなくうまいパンが焼けると思います。
パンはもともとじっくり発酵させた方が、粉のうまみや素材のうまみが生きて、おいしくなります。
でも、イーストは発酵力が強いので、常温では過発酵になってしまいます。
そこで、冷蔵庫などで低温発酵させるのですが、そのレシピを載せている本って、なかなかない!というか、私はこの本が初めてです。
イーストの匂いが嫌いで天然酵母を使って焼いていた私ですが、この本のレシピで作ると匂いもない!ふっくらおいしく焼けますよ。
著者のメッセージの中にもあるように、イーストのパンのおいしさを再発見できた本です。
超オススメ!!
子どもによく読んであげていた大好きな絵本の主人公たちのごちそうが、家で再現できるとても素敵な企画だと思います。これを広げていると、子どもたちは必ずおねだりしてきます。眺めていても可愛いので、いろいろな意味でお気に入りの一冊です。
特に聴きたいのは、ブレッドの「イフ」。番組とマッチした美しいメロディは最高です。TVドラマを知らない若い人にもおすすめです。 現在、この曲を手に入れようと思っても、ほとんど不可能なので、こうしたアルバムはうれしいです。
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