幻水シリーズはすべてプレイしているのですが、今回は初のSRPGということで色々と戸惑いながら、手を出して見ました。 SRPGとしての、出来はなかなかのものだと思います。属性関係を使っての攻略は、多少SRPGをかじっているとはいえ、なかなか戦略を練るのに苦労しました。 また、サブ的なギルドクエストがなかなか面白く、気が付けばストーリーそっちのけでギルドに時間を費やしていました。 仲間の数のそこそこに多く、いろんなキャラを使い会話なども楽しめました。 ロード時間等も短く、さくさくと進むことが出来ます。 ただ、ストーリーをもう少し長くして欲しかったのと、装備等のシステムの切り替えを少し改善して欲しかった(一旦、元の画面に戻らないと他のキャラにいけない) それを差し引いても、楽しめる作品でした。
幻想水滸伝4から派生したエピソード、あるいは後日談といっても良い内容の「ラプソディア」。攻略本ナシでもエンディングを迎えることはできます。
でも、くまなくヤリ込みたい方には、本書は必須でしょう。わたしも一週目は駆けるようにお話を進めたもので、ギルドの依頼をあまりこなさず、宝物のダウジングも利用せずと、ヤリ込み度となると低めでした。二週目からは本書が発売されたので、ゆっくりと依頼なり、イベントなりをこなしながら楽しんでいます。このゲームはボリュームとしては少なめですが、S・RPGなのでフリーバトルが楽しめるのが魅力。このゲームがお好きな方は、買っても良いのではと思いました。
最初の評者”ニゴチュウ”様が本CDの魅力を余さず書いておられます。私は安心して自分の
感動だけを書き連ねることができます。
【エネスコとリゲティー】
このCDにはエネスコとリゲティーの曲が収録されています。
以前からエネスコの弦楽八重奏が好きでしたエネスコ:弦楽八重奏曲&ピアノ五重奏曲。
この曲は、ロマン派終着点の音楽の様相。シェーンベルクの初期の作品と雰囲気が似て
います。きわめて洗練された音楽です。私はエネスコがドイツ人だと思っていました。
リゲティーは繊細で微妙な音楽。彼はフランス人だと思っていました。
【東欧一族】
実は、エネスコはルーマニア人、リゲティーはハンガリー人だったのですね。コパチンスカヤは
お隣のモルドバ人。
「ラプソディア」を聴いてビックリしました。エネスコの曲がコテコテの東欧なんです。トラック7の
リゲティーの曲は巧みなガラス細工のようなクラシックですが、彼にもハンガリー的な曲が沢山
あるのかも知れませんね。
”まっとうな”西欧クラシックの語法で作曲できる大家も、自分の故郷の音楽への愛着に、思い
の丈をさらけ出している。心の安らぎと、音楽上の楽しみ…人を楽しませるより、自分が楽しん
でいる。本音なのかも知れません。
【民謡】
ツィンバロンの入った民謡も素敵です。舌を巻くような演奏です。パトリシアさんのお父さんの
演奏だそうで、ツィンバロン奏者ヴィクトルさんは、もしかするとモルドバでは娘さんよりも有名
な方かも知れませんね。人間国宝みたいな。問答無用で引き込まれていきます。
…クラシックとか民謡とか、そう言う範疇を超えた「音楽」そのものです。
【パトリシア】
これは実に面白いCDです。音楽をする楽しみが伝わってきます。ジャンルを超えています。
−−−このCDに収録された曲を演奏する世界最高のバイオリニストは誰だろう?−−−
パトリシア・コパチンスカヤさん以外に考えられないんじゃないでしょうか。ファジル・サイとの
協演で世に出た(もちろん国際コンクールの優勝歴もあります)彼女の演奏のルーツをここに
見ることができます。
ファンブック的な要素が強いのかと思いきや、攻略情報が多め。
ストーリーフロートチャートはサブイベントも含め誰がどのタイミングで仲間になるか一目で確認できてとても便利です。
システム面の説明も充実してるので初めてプレイする人にもおすすめ。
マップは敵の装備品などの情報を削った代わりにサブイベントの戦闘分まで数を載せてる感じです。埋蔵品の位置なんかは番号の振り方に微妙なマップが多く、見易さでは公式ガイドの方が上かもしれません。
クエストの一覧が五十音順なのは慣れれば便利でいいのですが、できれば防具は防御力順に並べてほしかったです。
ただ公式ガイドに比べて、どのリストも一覧で一気に見られるので(字は小さいですが)ページをめくる手間がなく情報が探し易かったです。
幻想水滸伝シリーズ初のシュミレーションRPGなので、 前作までとは全く違うシステムに慣れるまでの必須アイテムです。 オールカラーではなく味気ない感じは否めませんが、 特にマップは、発掘アイテムまで掲載されているので 重宝します! 誤植が多いのでちょっと減点。 序盤~中盤までしか対応していないので、続きはコンプリートガイドに期待しましょう。
|