桜玉吉がファミ通にずっと載せていた日記漫画が一冊になりました。 一個ずつ読んでいた時はあんまり印象に残らなかったのですが、 通しで全部読んでみると最高! おかしくて腹痛くなりました。 コミックビームの歴史もわかります。
賛否両論ありそうな感じだが、これも桜玉吉でしょう。こういう作風も好きなのですが、ついて行けない人もいるだろうな。
個人的は入院生活のくだりの精神状態の表現が、自分が過去に入院していた時に近いので何ともいえない気持ちになりました。
「幽玄~」では、すっかり鬱キャラになってしまった玉吉さん。 「防衛~」の頃は、元気でしたねー。 旧アスキーにいた懐かしい人たちも多数出演。 むかーし、ファミコン通信を読んでいたオッサンたちには 感涙ものです。 ちなみに私は、40歳です。
なげやり自体は講談社版を既に持っていたのですが、未収録作のため購入。
舞台裏をぶっちゃけるエムカミ氏のトークに予想以上に興味を惹かれました。
肝心の未収録作の方もクオリティが高く、幽玄漫玉日記と比較しても全く遜色無いレベルです。
ただ、ビーム版を買ってもなげやりの全話が読めないことは気になります。
選り抜きも有難いのですが、ファンの方からすれば、やはり完全版として出して欲しかったのではないでしょうか。
あと、個人的に、サンサーラ・ナーガ回のエムカミ氏のトークには少々嫌なとげがあるようにも思いました。
それでもそもそもの元凶とは言えそれを上手にまとめて漫画にしてしまう玉吉さんは化けものじみていますが...
日本映画界の奇才・押井守の愛犬ガブリエルとダニエル、そして奥さんとその愛猫ねねとの愛と怒涛の日々を綴った1冊。 ご飯に散歩にシッコにウンチ、犬を飼ってる人なら共感の持てる話が満載。 押井監督の犬への愛情(というか執着?)がひしひしと感じられます。 「あの作品の裏ではあんなことが・・・」とか「あの作品の主演俳優が!」なんてアニメファンの人も思わずニヤリとする話も。 でも、犬嫌いの方にはお勧めできない・・・かな?
|